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【J2:第24節 岐阜 vs 千葉】プレビュー:格上相手に結果を残せるか!?ミッション達成こそ、岐阜の勝点獲得への近道。(11.08.12)

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8月13日(土)J2 第24節 岐阜 vs 千葉(18:00KICK OFF/長良川チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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5試合連続ノーゴール、開幕から無失点試合ゼロ、そして最下位。どん底のチームに光は差し込むのか。光が差すためにはやはり結果が必要。勝点1でもいい、とにかく勝点ゼロだけは避けたい。しかし、ホームと言えど、前節に引き続き格上との対戦となり、正直厳しい戦いを強いられるだろう。

千葉はF東京と同じで、J1級の戦力を誇る。アウェイではその圧倒的な攻撃力の前に屈しているだけに、この試合は前節同様に、相当な我慢が必要な戦いを強いられる。千葉のキーマンは長身FW大島秀夫と小柄で機動力があるFW深井正樹、中盤のダイナモ・佐藤勇人、サイドの起点・米倉恒貴のアタッカー陣。彼らが絡む分厚い攻撃をどう防ぐことが出来るか。大島に関しては、オーロイの怪我を受け、新潟から獲得。この試合に出場するかどうかは微妙だが、彼が入ってくれば、オーロイ同様に前線で空中のターゲットとなるだけに注意が必要だ。

岐阜はハイボールとクロスボールの対応に難がある。DFラインに放り込まれたとき、大島をどうケアするか。最初から空中戦を捨てて、フリーで競らせないことだけを気を付けて、徹底してセカンドボールを拾うようにするのか。クロスに対しても、グラウンダーのクロスに対する深井の動きをどうケアできるか。岐阜のDFラインはCB田中秀人が一人で全体をカバーリングしている状況で、サイドバックのケアが足りていない。それがクロスボールの対応の弱さの原因の一つであり、F東京戦でもそれが顔を出した。F東京以上に千葉はその形を得意としているだけに、F東京戦のような守備のままでは対応しきれないだろう。

そのような状態にもかかわらず、この試合は守備の柱である田中が出場停止。必死で守備のバランスを支えていた男が不在なのは、岐阜にとってとてつもなく大きな痛手だ。注目されるのが、CBに誰が入るのかだ。予想では秋田英義と野垣内俊だろう。ただ、カバーリングという面を考えるなら、MF新井涼平や三田光のCB起用も見てみたいと思うのだが、その路線は現実的にはないだろう。ここで重要になってくるのがサイドバックのポジショニングだ。左サイドバックに入るであろう菅和範は、もともとボランチの選手で、豊富な運動量がウリだけに、いかにCBとボランチのバランスを見ながら、ポジショニングを取れるか。サイドにいるだけでなく、積極的に中に絞りながら、ビルドアップに参加したり、カバーリングしたりと幅広いプレーが求められる。右サイドバックの野田明弘もここ数試合を見ると、運動量が少なく、攻守の切り替えも遅い。ここからほころぶこともあるだけに、もっと運動量を上げなければいけないし、サイドだけでなく中央のケアをもっと意識しないといけない。特に田中不在だからこそ、よりその意識を高めてほしい。菅と野田明が攻撃的な姿勢を失わないながらも、いかに守備に意識を置いて、中央をケアできるか。ここが無失点に抑える大きなポイントになる。

攻撃に関しては、F東京戦で復帰したMF橋本卓をいかに前目のポジションに押し出せるか。F東京戦ではアンカーの三田、ゲームメイクの橋本と役割分担がはっきりしていたのにもかかわらず、この2人の距離が近すぎた。そのため橋本のポジションがゴールから遠ざかり、中盤が間延びしてしまった。三田がいかにDFラインと連携して、ブロックを作り、ビルドアップをすることで、橋本をバイタルエリアまで押し上げられるか。そして、西川優大、嶋田正吾、押谷祐樹とトライアングルを作れるか。そうなれば高い位置を敷いてくる相手DFラインに相当なプレッシャーをかけることが出来るし、2次、3次攻撃をすることが出来るだろう。

果たして、ここまで述べたミッションをどこまで達成することが出来るだろうか。もし出来れば、ここ数試合で一番勝点獲得に迫れるはずだ。

以上


2011.08.12 Reported by 安藤隆人
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