8月13日(土)J2 第24節 熊本 vs 大分(19:00KICK OFF/熊本)
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直近の5試合で2勝3分と負けなしの大分が、「バトル オブ 九州」の舞台となる熊本に乗り込む。前節でリーグ戦の半分を消化し、ようやく目指すサッカーが浸透し、結果がついてくるようになったチームは自信に溢れている。その要因を宮沢正史は、「システムが変わり、選手一人ひとりの特徴が出せるようになった。全員攻撃・全員守備ができている」と分析している。
これまで、いい試合をしても勝ち切れず、引き分けられる試合を落としていたチームに、田坂和昭監督が採用したのは4バックから3バックにDFを減らし、両サイドの攻撃参加を増やしていく戦い方であった。システム変更当初は、3−4−3というより5−4−1になっていたが、「導入段階だったので5バックになっても全然問題はなかった」と田坂監督。まずは人数をかけて全員で守ることを徹底させ、徐々にこのシステムの特性が「攻撃面にある」ことを選手に説いた。
3−4−3は確かに、田坂監督が目指す“サイド攻撃”に適しており、多くの局面で数的有利を作りやすい。特にウイング、サイドハーフ、ストッパーがサイドに3人並ぶため、素早い展開から組織的なサイドアタックが可能だ。また、前からプレスをかけやすく、「前の選手がコースを切ってくれるので、奪いたいところで囲んだり、インターセプトが狙いやすい」と土岐田洸平が語ったように、守備でも効果が出ている。田坂監督は「理想を言えば、攻撃的にもっともっと高い位置でプレーしたい」と満足した様子はなく、システムの熟成、新たな変化、進化を目指しているようだ。
振り返れば、前回の熊本戦で試合終了間際に追いつかれ、「ウチは若い選手が多い。いい試合をしても勝たなければ自信がつかないし、(成長の)伸びが半減する。今いる選手で勝つにはどうしたらいいか考え、何度もスタッフと話し合った」(田坂監督)結果、システム変更に踏み切った経緯がある。今のシステムを引き出したのは、好敵手の存在があったからと言えなくもない。だからこそ、「バトル オブ 九州」の初勝利は熊本から挙げたいところだ。
今節は、ポストプレーで攻撃を引き出していた森島康仁が出場停止。その穴をチェ ジョンハンが埋めることになりそうだ。「イメージはできている。自分が何かをするのではなく、動いてスペースを与えたい」とチェ ジョンハン。好調の前田俊介、西弘則のウイングコンビを生かし、自らも得点を狙っている。今季はチェ ジョンハンが得点すれば負けてないというジンクスがある。新3トップの揃い踏みの3ゴールで派手な勝利を、と期待している。
以上
2011.08.12 Reported by 柚野真也
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