8月10日に行われ、3−0の勝利を収めた日本代表対韓国代表は、日本サッカー史に残る完勝劇として、多くの人々の記憶に刻まれる一戦となった。『永遠のライバル』と、しのぎを削った記憶を持つ鳥取のベテラン2人も、この勝利には特別な思いを抱いたようだ。
今回の日韓戦の勝利は、ホームゲームとしては98年3月のダイナスティカップ以来だったが(○2−1。横浜国際総合競技場=日産スタジアムの、こけら落としだった)、この試合に出場していたのが、岡野雅行。今回の日韓戦でテレビ中継のゲスト解説を務めていた中山雅史(札幌)との交代で、81分から出場した。「ホームで勝ったのは、あの試合以来なんですか。そんな印象はないですけど」と言いつつ、「すごかったですよね」と、韓国相手に多くのチャンスを作り、ネットを揺らした日本の攻撃力に、驚きを隠せない様子だった。
98年の次にホームで行われた日韓戦は、2000年12月、国立競技場での親善試合。1−1の引き分けに終わったが、この試合で後半に同点ゴールを決めたのが、服部年宏。これが国際Aマッチ初ゴールで、ヘディングで決めたものだった(ちなみに国際Aマッチではもう1点、2001年8月のオーストラリア戦でも決めているが、右足でのゴール。利き足の左足では決めていない)。
2得点を決めた香川真司のプレーぶりについて、「ミスをしても全然気にせずにやっていたのは、すごい」と、強心臓ぶりに感嘆。攻撃陣に注目が集まりがちな試合だったが、「守備がしっかりしていた。だから、あれだけ点が取れたんだと思う」と、ディフェンスの貢献に目を向けていたのが、守備の職人らしい視点だった。「良い時代になったよね」という言葉は、韓国に苦戦を強いられていた時代を知る、ベテランならではと言えるかもしれない。
以上
★【J2日記】のバックナンバーはこちら
2011.08.12 Reported by 石倉利英
- 2024 明治安田Jリーグ終盤戦特集
- アウォーズ2024
- 2024J1昇格プレーオフ
- 2024J2昇格プレーオフ
- J3・JFL入れ替え戦
- bluelock2024
- 2024JリーグYBCルヴァンカップ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- FIFAワールドカップ26 アジア最終予選 特集ページ
- 2024天皇杯
- 明治安田Jリーグ 月間表彰
- 2024Jユースカップ
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE
テレビ放送
一覧へ明治安田J1リーグ 第37節
2024年11月30日(土)14:00 Kick off