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【J2日記】鳥取:「永遠のライバル」韓国戦の思い出(11.08.12)

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8月10日に行われ、3−0の勝利を収めた日本代表対韓国代表は、日本サッカー史に残る完勝劇として、多くの人々の記憶に刻まれる一戦となった。『永遠のライバル』と、しのぎを削った記憶を持つ鳥取のベテラン2人も、この勝利には特別な思いを抱いたようだ。

今回の日韓戦の勝利は、ホームゲームとしては98年3月のダイナスティカップ以来だったが(○2−1。横浜国際総合競技場=日産スタジアムの、こけら落としだった)、この試合に出場していたのが、岡野雅行。今回の日韓戦でテレビ中継のゲスト解説を務めていた中山雅史(札幌)との交代で、81分から出場した。「ホームで勝ったのは、あの試合以来なんですか。そんな印象はないですけど」と言いつつ、「すごかったですよね」と、韓国相手に多くのチャンスを作り、ネットを揺らした日本の攻撃力に、驚きを隠せない様子だった。

98年の次にホームで行われた日韓戦は、2000年12月、国立競技場での親善試合。1−1の引き分けに終わったが、この試合で後半に同点ゴールを決めたのが、服部年宏。これが国際Aマッチ初ゴールで、ヘディングで決めたものだった(ちなみに国際Aマッチではもう1点、2001年8月のオーストラリア戦でも決めているが、右足でのゴール。利き足の左足では決めていない)。
2得点を決めた香川真司のプレーぶりについて、「ミスをしても全然気にせずにやっていたのは、すごい」と、強心臓ぶりに感嘆。攻撃陣に注目が集まりがちな試合だったが、「守備がしっかりしていた。だから、あれだけ点が取れたんだと思う」と、ディフェンスの貢献に目を向けていたのが、守備の職人らしい視点だった。「良い時代になったよね」という言葉は、韓国に苦戦を強いられていた時代を知る、ベテランならではと言えるかもしれない。
 
以上

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2011.08.12 Reported by 石倉利英
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