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【J1:第21節 C大阪 vs G大阪】G大阪側プレビュー:大阪ダービー10戦負けなしの勢いのままに、G大阪が再び、伝統の一戦を制す!(11.08.12)

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8月13日(土)J1 第21節 C大阪 vs G大阪(19:00KICK OFF/長居チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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「どの試合も大事だし、勝ちたいのは同じだけど、大阪ダービーだけは特別だから。」
これまで、大阪ダービーを目前に控えた選手たちの口から、何度この言葉を聞いたことだろう。今回の対戦でも、それは変わらない。『特別な一戦になる』と自覚していることも、強く『勝ちたい』と思っていることも、『大阪の雄としてのプライドを見せつけたい』という気概で挑むことも。選手だけではない。スタッフもファンも、サポーターも、G大阪に関わる人たち全てが、気持ちを揃えてこの一戦を迎えることになるだろう。J1リーグでは03年10月の対戦以来、10戦負けなしの相手から、再び『勝利』を奪い取るために。

「選手にとってもリーグの中では一番負けたくない相手だし、サポーターの気持ちも、周りの人たちの気持ちも十分、感じていますから。選手一人一人が強い気持ちを持ってやれるかどうかがダイレクトに結果に表れると思う」(MF明神智和)

FWアドリアーノの中東移籍後、得点力不足が懸念されたG大阪だがそんな不安をよそに、チームは好調である。FWアドリアーノの離脱後のJ1リーグの成績は、8勝2分1敗。厳しい夏の連戦で手堅く勝点を積み上げながら、現時点の成績は首位の柏に勝点2差で4位と迫る。ACL出場の影響で上位2チームより試合数が1つ少ないことを踏まえても理想的な数字だと言えるだろう。しかも、来週水曜日には未消化試合となっていた3位・名古屋との一戦が待ち受ける。その戦いに向けての弾みにするためにも、3連勝の勢いを繋げてC大阪を粉砕し、いい流れで名古屋をホームに迎えたい。

ポイントになるのは自分たちの攻撃力を発揮しつつ、いかにC大阪の攻撃力を封じ込められるか。お互いの攻撃力を思えばこそ、また暑さ厳しい夏の連戦ということを踏まえても、『打ち合い』が予想されるが、最終的にそれを制して勝利を引き寄せるには『攻守にバランスのとれた戦い』への意識が必要不可欠となる。最近の試合と同じく「先手」を狙った展開を目指しつつ、相手の守備に対するケアも徹底しながら、90分を通した試合運びを考えたい。

というのも、先にも書いた通りJ1リーグの戦いでは近年圧倒的な勝率を誇る『大阪ダービー』だが、今年の5月24日に行われたACLラウンド16の戦いにおいては、ホームで戦いながらもC大阪の勢いに押し込まれ、0-1と惜敗。特に後半は、明らかに運動量が低下したG大阪に対し、メンバー交代をしながらアグレッシブな姿勢を強めたC大阪の攻撃に翻弄され、最終的にはDF高橋大輔に決勝点を許した。大きな目標の1つであったACL優勝への望みを絶たれたという苦い経験を味わっているからこそ、その反省を踏まえて「時間帯によっては、いつもより多少下がることになったとしても、それを受けるのではなく、いくところ、いかないところの共通理解をもってチーム全体で凌ぐことが必要になる。守備においても全員の意識を統一しながらバランスよく戦えれば理想」とDF加地亮は言う。加えて、ACLの反省から「組み立て、ポゼッション力があるセレッソだけに、それにハマると不必要に体力ばかりが奪われてしまう。そうならないよう、相手の中盤から後ろでボールをとれる状況にこちらが相手をハメることを考えたい」とも語る。その言葉にもあるように、また、3試合連続ゴール中のFWラフィーニャをはじめとする攻撃陣の好調、それに伴う得点力を思えばこそ、攻守にバランスのとれたサッカーが徹底できれば、勝利は必ず引き寄せられる。その実現のために――。まずはキャプテンMF明神の言う、この一戦に賭ける『強い気持ち』を揃えて、敵地・長居に乗り込みたい。

以上

★大阪ダービー過去の対戦データ
★大阪ダービー特集

2011.08.12 Reported by 高村美砂
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