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【J1:第21節 C大阪 vs G大阪】C大阪側プレビュー:決着のとき。ホームで勝って、Jでも大阪ダービーの新たな歴史を作る!(11.08.12)

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8月13日(土)J1 第21節 C大阪 vs G大阪(19:00KICK OFF/長居チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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今季3度目の大阪ダービー。C大阪(以下、セレッソ)のホーム、大阪長居スタジアムで行われる「状況にかかわらず、何が何でも勝たなければいけない試合」(レヴィークルピ監督)を、この夏真っ盛りの8月13日に迎える。

G大阪(以下、ガンバ)の壁をなかなか破れずにいたセレッソだが、今年に入り、ACLという大舞台、それもラウンド16の一発勝負で、高橋大輔の決勝ゴールにより、最大のライバルに1−0と勝利。クラブ初のベスト8入りを最高の形で果たし、今、セレッソは「自信を付けている」(レヴィークルピ監督)なかでガンバとの再戦に臨む。

しかも、10日に日本代表初選出初出場を果たしたセレッソ攻撃の要、MF清武弘嗣は2アシストの活躍で存在を大きくアピール。その勢いを持って、遠藤保仁擁するガンバと対戦できるのは、チームにとっても大きなプラス。「代表はいい雰囲気だったし、勉強になった。それを、いい感じでチームに出していきたい」と、清武本人も、この経験を糧に、Jでの、そしてガンバ戦での活躍を誓っている。

チームとしては、現在勝点24の暫定13位。暫定4位のガンバ(勝点39)には勝点15の差を付けられている。これ以上、上位に離されないため、そして、反撃の勢いを加速するためにも、この一戦での勝利は至上命題。「上にいるガンバに勝たないと、川崎F戦のように上位に勝っていかないと、上に行ける可能性はない。大阪ダービーは特別な試合だし、サポーターも含めて、重要な試合。しっかり勝ちたい」(中後雅喜)と、イレブンの気合いも十分に入っている。

それに、ACLでガンバに勝っているとはいえ、リーグ戦での白星は2003年1stステージ(2−0@万博)以来、実に10試合遠ざかっている。J1の舞台で長居にて最後に勝ったのも、2001年2ndステージ(2−1)。あれから10年もの歳月が流れている。また、今季も開幕戦ではガンバより期限付き移籍中の倉田秋のゴールで一時は追い付きながら、最後は遠藤に決められ、1−2と敗北した。リーグ戦で勝ってこそ、という思いは、チーム誰もが強く持っている。

そのなかで、注目は、古巣との再戦となる倉田。「ACLは勝てたんですが、前半で交代してしまった。勝ったのはうれしかったですが、微妙な感じでもあったので、もう1回開幕戦みたいにゴールを決めて、ちょっとスカッと勝ちたい」という23番は、清武とともにセレッソの3シャドーの中核を担う選手。前節はそのホットラインで得点も決めているだけに、今度は長居で絶妙のコンビプレーを見せて欲しいものだ。

また、セレッソにはこの夏、阿部一樹、大竹洋平、そしてファビオロペスと、3選手が新たに加入。そのなかで、ファビオロペスには、ガンバ戦での初メンバー入り、Jリーグデビューの可能性も高まっている。実際、11日の練習では途中からAチームでもプレー。レヴィークルピ監督は「まだ彼は、他のメンバーと合わせるまでに時間がかかるだろう」と慎重な姿勢を見せつつも、「フィジカルコンディションがしっかり上がってきていたら、少なくともベンチに入れたい」と話しているだけに、新9番の活躍にも期待がかかる。

「大阪ダービーは大事な試合であり、特別な試合」と、この一戦の意義を強調するのは、U-22日本代表にも選ばれた、セレッソ生え抜きのFW杉本健勇。「3万人以上入るなかでプレーするのは初めてだし、楽しみ。本当に試合が待ち遠しい」という18歳の若武者も含め、セレッソの臨戦態勢は整った。アジアだけでなく、国内でも、ガンバを制する。それができるまたとないチャンスで、セレッソに勝つ以外の道はない。

以上

★大阪ダービー過去の対戦データ
★大阪ダービー特集


2011.08.12 Reported by 前田敏勝
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