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【J1:第20節 新潟 vs 清水】レポート:新潟が3連勝。ミシェウの2発など、今季最多の4得点。清水はまたも大量失点で3連敗。(11.08.07)

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8月6日(土) 2011 J1リーグ戦 第20節
新潟 4 - 0 清水 (19:03/東北電ス/37,830人)
得点者:40' ミシェウ(新潟)、67' チョヨンチョル(新潟)、77' ミシェウ(新潟)、90'+4 千葉和彦(新潟)
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新潟が4-0で清水を下し、今季初の3連勝。ミシェウが前半40分に先制点を挙げると、2-0の後半32分に2得点目を奪った。チョ・ヨンチョル、千葉和彦もゴールを決めて清水を突き放した。
 清水は3試合連続で0-4の大敗。先制された後、立て直せないまま失点を重ねた。

ミシェウがほえた。後半32分、この試合自身2点目、チームの3得点目を奪うとゴール裏に向かって雄たけびを上げる。新潟サポーターに、さらにボルテージアップを求めて両手であおった。

「僕のところにたまたま回ってきたチャンスを、決められただけ」。1試合2得点は来日初。真っ先に、チャンスメークしたチームメートに感謝した。

ミシェウらしい得点だった。前半40分の先制点、ブルーノ・ロペスが右サイドからクロス。ファーに流れたボールをチョ・ヨンチョルがキープして中央にパスをすると、「GKもいない。僕とゴールマウスだけ」(ミシェウ)の状態に持ち込んで決めた。2点目もブルーノ・ロペスがペナルティーエリア左から折り返したところに走りこんだ。「どちらも入れるだけ。練習の積み重ねを表現できた」。

ボールがハーフウエーラインを越えてゴールに近づくと、次々とポジションを変える。パスを出した味方のフォローに入ることもあれば、逆サイドに走ることも。先制点は、右サイドで田中亜土夢との連係を重ねてリズムを作った直後。2得点目は、ブルーノ・ロペスの左サイドの突破にあわせて逆サイドからゴール前に走った結果だった。

6、7月は内転筋の負傷でベンチ外と途中出場が続いた。第6節川崎F戦でスタメンに本格復帰すると同時に、チームも3連勝。昨季も第7節でスタメンに起用されると、第17節まで負けなし。チームの上昇と比例するミシェウの好調ぶりが、今後の新潟の勢いになる。

「練習通り」の得点を挙げたのはミシェウだけではない。後半22分、チョ・ヨンチョルがペナルティーエリア左から、ループ気味の技ありのシュートで2-0。後半のアディショナルタイムには新外国籍選手のアンデルソンのコーナーキックを、千葉和彦がヘディングで決めてリーグ戦初得点。プレスをかけ続け、奪ってから素早くゴール前に迫る形で得点を重ね、最後はセットブレーでダメ押し。「自分たちのサッカーを出してくれた」。黒崎久志監督のシンプルな感想の中には、確かな手応えが含まれていた。

対照的だったのは清水だ。第6節C大阪戦、第19節広島戦に続く0-4の敗戦。リードを奪われ、攻撃に転じところでカウンターを仕掛けられる展開にはまった。

立ち上がりは、両サイドの突破から起点を作りシュートをうかがった。ただ、チャンスをものにできない流れが続く。「チャンスで決められていれば違った展開になったかもしれない」。小野伸二が言うように、得点を奪えないもどかしさが募った。「新潟がベストなゲームをし、我々が最悪のゲームをした日だった」。ゴトビ監督の言葉は力なく話した。

新潟は次節もホームで、浦和を迎える。4連勝すれば完全に上昇気流に乗る。清水はホーム戦。建て直しには絶好の機会に。明暗が分かれた両チームだが、次節がさらに重要になることは一致している。

以上

2011.08.07 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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