8月6日(土)J2 第3節 鳥栖 vs 草津(19:00KICK OFF/ベアスタ)
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2週続けての対戦となった。
Jリーグでは珍しい同じ相手との連戦は、鳥栖と草津の7位と13位の勝点差4の対戦である。前回の戦いは、草津のホームスタジアム(正田醤油スタジアム群馬)で行われた。一進一退のなかで激しい試合を行い、スコアレスドローの痛み分けで終えた。今節は、その決着をつける試合となりそうだ。
2週続けての試合とはいえ、同じメンバーで戦うわけではない。鳥栖はCB呂成海が出場停止となり、14試合続いていたCB木谷公亮とのコンビを変えざるを得ない。草津もMF松下裕樹が開幕以来続いた出場が今節に途絶えてしまう。そして、FW萬代宏樹が契約の関係で出場できない。言い換えると、前回の戦いと同じ状況にはならず、結果も予測できない。
鳥栖は、出場停止の呂成海に代わってDF浦田延尚が15試合ぶりに先発メンバーに名を連ねそうだ。彼の持ち味は、スピードと積極的な攻撃参加であり、呂成海とはタイプが全く違うCBである。1対1で奪ったボールをそのままドリブルで運ぶパワーがある。得点力の不足が指摘される鳥栖の攻撃に新たなバリエーションが加わることになる。ボランチが代わる草津にとってこの攻撃のバリエーションが増えることは、実に厄介なことであり、鳥栖はこれを好材料に持っていきたいところである。
草津は前試合で4本のシュートを放ったFW萬代宏樹の期待がFW後藤涼にかかる。前試合ではシュートなしに終わっているだけに、今節は持ち味であるスピードと裏への抜け出す動きに期待がかかる。鳥栖のCBの組み合わせが変わるだけに、なおさらのことである。ボランチの組合せにも注目しておかないといけない。松下裕樹に代わる櫻田和樹とのコンビ次第では、攻守に渡り今までと違う草津を見ることができそうだ。裏を返せば、鳥栖は対応に苦慮する可能性がある。立ち上がりにこそ、草津に突け込む隙が生まれるのではないだろうか。
前試合では、互いにハードワークを見せた。相手に自由な動きをさせず、積極果敢にボールを奪いにいった。その結果、ボールは保持しても、出し手が窮屈になりパスミスなどが見受けられた。2試合続けての相手とはいえ、落ち着いて相手をかわしボールを動かした方が優位に戦えることには間違えない。Jリーグでは例を見ない2試合続けての対戦は、試合の入り方と代わって入った選手との連携がターニングポイントになる試合となりそうだ。
よく、『試合感』と言う言葉を聞く。
怪我などで久し振りの試合となった場合に、「試合感が戻らない」という風に使われる言葉である。プロフェッショナルであるからこそ、感じるものであろう。観ている我々には、それがどのようなものかを知る術はない。しかし、ピッチに立った瞬間に言い訳ができないプロフェッショナルだからこそ、必死にボールを追いゴールを目指す。そして、そこに結果がついてくる。久し振りの出場であろうが、毎試合であろうが、全員で補い合い勝利を目指すのがサッカー。そのために日頃から激しいトレーニングを積んでいるはずである。観ている我々も、贔屓チームを必死に鼓舞しよう。そこで『試合感』を共有する事ができるかもしれない。サッカーの試合では、同じ現象や状況は起きないものである。
以上
2011.08.05 Reported by サカクラゲン
J’s GOALニュース
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