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ルヴァン 準々決勝 第1戦
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【J1:第20節 新潟 vs 清水】プレビュー:今季初の3連勝を狙う新潟は、U-22日本代表の酒井高徳が左サイドで存在をアピール。清水は守備を立て直して連敗ストップを(11.08.06)

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8月6日(土)J1 第20節 新潟 vs 清水(19:00KICK OFF/東北電スチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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2連勝中の新潟はホームで今季初の3連勝を狙う。攻撃の起点として存在をアピールしているのが左サイドバックの酒井高徳だ。8月10日の国際親善試合 ・U-22エジプト代表戦に臨むU-22日本代表に選出。ロンドン五輪アジア最終予選のメンバー入りをアピールするためにも、チーム、そして個人として結果を残したい一戦になる。清水は2戦連続4失点で連敗中。守備を立て直して連敗ストップを狙う。

調子のカーブは着実に右肩上がりだ。4日の紅白戦。主力組の左サイドバックに入った酒井高はたくみな動きで、サイドを仕切った。

スペースがあるときは、躊躇(ちゅうちょ)なくタテに走り込む。プレスをかけられたときは、慌てずにボールをキープ。バックラインに戻すふりをしながら、内に切れ込む。そして左サイドハーフのチョ ヨンチョルと好連係。「メリハリをつける動きはできたと思う」と好感触を得た。

相手の清水には前回のアウェイ戦で逆転負けしている。それから中2試合と短期間での再戦。「イメージが残っている分、やりやすい」。相手はサイドバックが高い位置を取る。チョ、ミシェウとの連係でその裏を狙うイメージを描く。そして「2度負けるわけにはいかない。今回はホームですから」と気持ちをあらわにする。

前回の対戦で、酒井高は右サイドバックに入っていた。昨季から定着していた左とは逆の位置。上がりのタイミングや、クロスの呼吸で違和感があったことは否めない。今季初の連勝を決めた前節山形戦では左サイドバックに復帰。オーバーラップするシーンがたびたび見られた。

「やっぱり左の方がモチベーションが上がります」。この試合のプレーがU-22日本代表でのアピールにもつながる。ロンドン五輪2次予選は出番なし。最終予選のメンバーに入り、試合出場を果たすためにもエジプト戦と、この清水戦は重要だ。「意識せずに、普段通りにやりたい。まず清水に勝つこと。それが何より大事」。思いを秘めて、まずはチームの3連勝に貢献する。

清水は2試合続けて大量失点。第6節C大阪戦は後半8分、前節の広島戦は前半4分に失点するなど、入りの部分でリズムを失った感がある。

前節広島戦はサイドで起点を作られる場面が目立った。新潟のサイドを止めつつ、自分たちが高い位置で起点を作られるかがポイントになる。1つ起点を作れば、小野伸二のゲームメークと前線の流動性が生きる。

この試合、前座でなでしこリーグの新潟対神戸戦が行われる。大観衆が見込まれる中で白星を挙げることで、新潟は連勝を伸ばして勢いをつけ、清水は立て直しのきっかけにする。

以上

2011.08.05 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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