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【J2:第21節 栃木 vs 鳥栖】プレビュー:スタイルの酷似した栃木と鳥栖が激突。前回の対戦と同様に、今回もハードワークが明暗を分ける。(11.07.15)

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7月16日(土)J2 第21節 栃木 vs 鳥栖(18:00KICK OFF/栃木グチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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ただいま、8戦負けなしと無敗街道のど真ん中を歩く栃木。愛らしいクラブマスコットが誕生し、浦和からは守備に長けるDF堤俊輔を獲得、ブラジル人FWサビアの登録も無事に完了するなど、今週はポジティブな話題がてんこ盛り。「最速J1昇格」に向けた準備は着々と進んでいる。あとはスタジアムに人が入れば問題なし。さらに周囲の目を引くトピックを作るため、選手は今節も鳥栖戦から勝利を奪うためにハードワークを続ける。

「ミスが少ない方が試合を制する」
2節の対戦(6月29日@ベアスタ)で劇的な勝ち越し弾を叩き込んだパウリーニョは、鳥栖戦のポイントをそう話す。前節は京都の3-4-3に対して最終ラインやサイドで2対1を作ることができなかった。原因は安易なミス。開始早々に横パスをかっさらわれると、失った冷静さは先制後も取り戻せず。準備したことがほとんど出せないまま京都に主導権を握られた。1トップに加えて、前線からプレスを掛ける意識は京都と鳥栖の共通項。それだけに、同じ轍は踏めない。「京都戦は集中力が足りなかった。パスにズレが生じていたので丁寧にやらないといけない」(パウリーニョ)。1トップに対するビルドアップのノウハウは確立されているだけに、ミスの軽減が勝敗を分けるはずだ。

「最近は負けていないのにガンガン行くプレーが少ない」とは水沼宏太。今季の栃木は15試合中13試合で先制しているが、8勝4分1敗と先制点を活かしきれていない側面がある。現に前節、前々節は先制点を挙げながらも1-1のドロー決着。先制点が相手に与える心理的負担を利用し、堅守で鳴る鳥栖から追加点を奪えれば勝機はグッと高まる。今週のトレーニングで最もゴールへのフィーリングに優れていた船山貴之は、「仕事をしてくれる雰囲気を持っている」(松田浩監督)。鳥栖のゴールをこじ開けた、前回のような活躍が期待できそうだ。

「前回もそうだったが、今回も我慢比べになる」と鳥栖戦の展望を語る松田監督。「J1・J2の中でスタイルが一番似ている」(松田監督)鳥栖は、栃木がそうであるように、ハードワークを重んじる。守備では最後まで諦めずに体を張ることで失点を最小限に食い止め、「ピッチをワイドに使う特徴があるし、サイドに入ってからの動き出しが速い」と渡部博文が警戒する攻撃陣の連動性は非常に高い。豊田陽平(または池田圭)、野田隆之介、早坂良太のイメージが共有された時、絶妙なハーモニーを奏でながら軽快にゴールネットを揺らす。

前節は富山のGK飯田健巳(昨季まで栃木に在籍)の好守に屈し、3節前にはアディショナルタイムに栃木にゴールと勝利を持ち帰られている鳥栖は、リベンジを懸けてグリスタに乗り込んでくる。サッカーがメンタルスポーツである以上、相当な意気込みで臨んでくる相手に気迫や戦う姿勢で劣れば、負けを受け入れなければならなくなる。「スキを作った方が負ける」と松田監督が警鐘を鳴らすのは、そのためだ。アディショナルタイムで勝った鳥栖戦と、アディショナルタイムに失点を喫した京都戦では明暗がくっきりと分かれた。前節の悪夢を拭い去り、歓喜に浸るためには、全てを出し切る必要がある。栃木はハードワークを続けた先に待っている勝利の再現を、前回同様に鳥栖から狙う。

■この試合注目のCOOL BALLER:船山貴之(栃木)

以上

2011.07.15 Reported by 大塚秀毅
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