7月も中ごろに入り、札幌市内もすっかり夏。本州ほどではないけれど結構暑くなってます。札幌の練習場である宮の沢グラウンドの、取材スペースとなっている駐車場はアスファルトが日差しに照らされる。その跳ね返りとでも言うのだろうか、下からせり上がってくる熱があったり、選手やスタッフの車のボディが高温になっていたり。
「すっかり夏だなあ」と思いながらフト視線を止めると、木の実が目に入った。まだまだ熟していないらしく、その実はキレイな緑色だったが、紛れもなくそれはリンゴだ。
そういえば、2年前の秋口あたりにもこの日記に宮の沢グラウンドのリンゴの話を書いている。でも去年は書かなかったどころか、その存在にほとんど気づかなかった。その前の年に書いたから「今年はいいか」という判断に至ったのか。それとも、すっかりその存在を忘れてしまっていたのか。正直、後者だと思うのだが、それにしても確かに去年はあまりリンゴの動向には気が向かなかった(普通といえば普通だが…)。
そんな感じで去年のスケジュールを思い返してみると、この時期は札幌ドームのサブグラウンド、通称“ドームサブ”で練習をしていた。主に宮の沢グラウンドの芝生養生時期に“ドームサブ”は使用されるので、つまり、去年とは芝生の養生時期に若干のズレがあるということなのだろう。そうしたこともあって、去年はリンゴの存在があまり気にならなかったのだろうか。理由としては不明瞭ではあるが。
きっとたぶん、気付いたときにはすでにリンゴは赤くなっていて、自然な絵になっていたのだろう。その自然さ故に、存在がクローズアップされなかったのかも。なにやら見慣れない色の木の実があったからこその、着目なのかも。
が、しかし。やはり本来リンゴは赤くあるべき。青リンゴというのもあるが、それも基本的に「リンゴは赤い」という一般認識があるからこそ、「青」という言葉が頭についているわけであって。
サッカーとはあまり関係なく、ちょっとというかかなり申し訳ないですが、今後はこのリンゴの発育状況も絡めつつ、日記を書いていこうかとも思ってみたりしてます。リンゴが真っ赤になるころには、きっとシーズンも終盤に突入して、白熱した戦いが繰り広げられているはず。リンゴが熟すがごとく、チームも成熟していくのだろう(ベタな表現)。
リンゴの成熟とサッカーを半ば強引に絡めながら、続編をお送りしたいと考えている所存である。おいしそうだったら、内緒で食べてみようかとも考えてます。
以上
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2011.07.14 Reported by 斉藤宏則
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