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まず気になるのは日程面についてだ。横浜Ｆ・マリノスは第３節を先週の土曜日に行っているが、モンテディオ山形は先週の水曜日に終えている。そのため、横浜FMが中３日、山形が中６日で迎えるゲームになる。その差が酷暑のなかで、どういう影響を及ぼすのかが気になるところである。もしかすると横浜FMにとって、体力的に不利になるのかもしれない。
だが、現在17位の山形はもっと深刻な問題を抱える。前節の浦和レッズ戦で、廣瀬智靖、伊東俊が負傷退場し、サイド攻撃を担う２枚のコマを失ってしまったからだ。今節の出場は難しいだろう。しかも相手は、現在４連勝中と波にのっている２位・横浜FMだ。まずは手堅い守備で臨むべきだ。
両チームは、６月26日に戦ったばかり。前回は横浜Ｆ・マリノスが栗原勇蔵のチーム通算1000ゴール目のヘッド、渡邉千真の得点で、横浜FMが２−０で勝利を収めた。
ただ、山形が一時期、攻め込む場面も見られた。後半に雨足が強まるなどの影響を受け、アタッキングサードでの精度を欠いた部分があったが、それは前節の浦和戦でも見られた修正点である。ショートカウンターからいかにゴール前に人数をかけ、キックの精度とアイディアをもって攻め込めるかが解決すべき課題となるはずだ。
一方、横浜FMはここ２戦で、２試合連続逆転勝利を収めている。それは粘り強いとも言えるが、「先に点を与える傾向がある」（兵藤慎剛）という課題にもなる。今回は無失点を強く意識して臨むに違いない。
また、これまでのリーグ戦での対戦では、横浜FMホームでは、山形が２戦２勝しているのだ。09年は２−１で山形が逆転勝利。昨年は１−０で山形が逃げ切っている。しかも、山形の得点は計３点ともセットプレーからなのだ。栗原も「山形は守備が堅くて、なかなか崩しづらい。だから、セットプレーが大事になる。また、お互いセットプレーでやり合っている試合が多い気がする。絶対に１、２点差の試合になるだろう。守備では集中し、攻撃では得点を奪いたい」と口にしていた。
果たして栗原の予想が的中するのか。ただ、もしセットプレー対決になれば、前節に復帰を果たした中村俊輔という名キッカーがいる横浜FMが、有利だと言えるだろう。
横浜FMのなかで、山形に対して最も闘志を燃やしているのはキム クナン。昨年１年間、期限付き移籍をしていた古巣では、「山形のサッカーに自分のプレースタイルが合わなかった」（クナン）ため、ほとんど出番がなかった。余程いい思い出がなかったらしく、日本語で少し語気を強めてこう言った。「最悪だった」と。
前回のアウェイ戦後も「相手が山形だから、いつもより２倍うれしい」と顔をほころばせていたクナン。今回もスーパーサブとして出番がありそうだが、「ゴールを絶対に決めたい！」と鼻息が荒い。193cmの巨体がいつも以上に激しく躍動し、山形ゴールに襲いかかりそうだ。
■この試合注目のHOT BALLER：キム クナン（横浜FM）
以上
【モンテディオ山形戦】
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7月13日（水）のアフター5は、よく冷えたビールを飲みながら会社の同僚、先輩・後輩、上司・部下とご一緒に、Ｆ・マリノスの試合を見よう！
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◆チケット料金（税込）：
メインスタンドＳＳ席ビール２杯付 前売／当日＝5,000円（税込）
※すでにご購入いただきました方も対象となります。
※2011年間チケットＳＳＳ席・ＳＳ席の方も対象となります。当日ICカードをご提示ください。（法人年間チケットＳＰ席・ＳＳ席の方も対象となります。当該チケットをご提示ください）
◆チケット購入方法：
オフィシャルショップ「TRICOLORE ONE」
チケットぴあ
コンビニ各店（セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルＫ・サンクス）
試合会場当日券売場
◆注意事項：
※SS席の招待券をお持ちの方は対象外となります。
※当日自由席からのアップグレードサービスで購入の方は対象となります。
詳しくは＝ http://www.f-marinos.com/tools/page_store/news_5157.html
◆その他の楽しいイベントはコチラから
http://www.f-marinos.com/game/nexthome/index110713.html
2011.07.12 Reported by 小林智明（インサイド）
