7月10日(日)J2 第20節 京都 vs 栃木(18:00KICK OFF/西京極)
スカパー!生中継 Ch184 後05:50〜
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いよいよリーグ後半戦がスタートする。延期試合があるため、対戦が一周りした訳ではないが、気持ちを一新して目の前のゲームに臨むことができるのは京都にとってもプラスだろう。
昇格圏内の3位・F東京とは勝点差16。遥か遠くに見えるが、前半戦と全く逆の結果を、今度は、リーグ後半戦で出すことも可能。さらに、中断期間分の4試合分ある。ここからの巻き返しで最終節を大いに盛り上げることも出来るはずだ。前半戦の借りを全て返し、さらに勝点を積み上げる戦いに大いに期待したい。
後半戦最初の試合となる第20節は、栃木を西京極に迎え撃つ。第9節で対戦し、0−1で敗れた相手だ。前半早々にリカルドロボ(現在6得点・得点ランク3位)に決められた。さらに中盤・パウリーニョのプレッシャーに後手を踏むという苦い経験を味わった。
ブラジル人二人の印象を聞かれた京都・大木監督は「すごくいいですね。ロボは点を取る力、自分の形を持っている。パウリーニョは守備の所が抜群で(ボールを)奪う、(攻撃を)遅らすことができる」と高く評価した。今節も警戒しなければならない。さらにFWの崔根植も得点を重ねているだけに、要注意だ。
前回の対戦からの栃木について、大木監督は「印象は変わらない。しっかりとブロックを作ってくる」と話しつつも、「クオリティは高い。経験も豊富で、これだけ試合をこなしてあの順位、力があるということ」と、強敵としっかりと認識しつつも、今節への意気込みを感じさせた。
迎え撃つ京都。前節は岐阜にまさかの逆転負けを喫した。しかし、第16節の大分戦から戦い方はほぼ固まった様子をみせており、その中で前節は、互いの距離感やボールへのサポートなどでズレが出るなどして勢いに乗ることが出来なかった感がある。大木監督は「それなりの要因がある。トータルとして回復して臨みたい」と、同じ轍は踏まない気持ちを表した。
京都の戦いを観ていると、このチームが本当に、すごい所を目指している様に観えるのだ。攻撃はもちろん、守備に入っても常に「主導権を握ろう」という姿勢が観える。つまり、「90分、主導権を握ろうとする気持ち」。これが伝わってくるからだ。
京都ボールになれば、もちろん攻撃だ。そこでのボールへのサポートが多い。だからつなぎも出来る。サポートは前や横、後ろに付くばかりではない、ボールを追い越していく動きもある。前、追い越し、あるいは横。ボールを中心にして京都の選手が動き出す。さらには密集を飛び越え、裏もある。途中でボールを奪われたとしても、そこからボール奪取だ。
例えば、森下俊のサイドから右の伊藤優汰へ早いサイドチェンジが行われたとする。伊藤が前を向けば当然、仕掛けるだろう。突破出来れば即決定機だが、突破できずに止まっても、すぐに京都の選手がサポートに入る。伊藤を追い越すのか、ボールをもらうサポートに入るのかは状況次第だろうが、これで、攻撃の主導権は京都が握ったままだ。要は、大きく展開したとしても動き出し早く、ボールへのサポートが実践されているのだ。サポートがしっかりしているから、攻撃が、プレーが続くし、ボールを奪われてもそこから即守備になる。この、全員で動いてボールをサポートしていく、ここが「主導権を握ろうとする」気持ちが伝わる要因だろう。
「ボールを中心にしたサッカー」が展開されている。ディフェンスラインからのつなぎ、同サイドでも、展開しても、結局は京都の選手がボールを中心に動き回りサッカーを繰り広げる。これが観る者に「躍動感のあるサッカー」と映るのではないか。
攻撃でも、奪われてからでも、守備ブロックでも、京都は90分間、常に主導権を握ろうとする。是非、京都サッカーを一人でも多くのサポーターに観て頂きたい。
さあ、いよいよ梅雨明け。暑い夜ですが、是非、西京極スタジアムへ。後半戦緒戦、勝利へと走って走って、走り回る京都の選手を是非、スタジアムで、生でご覧下さい!
■この試合注目のCOOL BALLER:伊藤優汰(京都)
以上
2011.07.09 Reported by 武田賢宗
J’s GOALニュース
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