6月25日(土)J1 第18節 鹿島 vs 川崎F(18:30KICK OFF/カシマ)
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リーグ戦とヤマザキナビスコカップを合わせた通算の対戦成績は10勝2分10敗と全く五分の両チーム。これまで何度となく名勝負を繰り広げてきたライバル同士だが、今季に限っては川崎Fの3位に対して鹿島は12位と明暗を分けている。
その分岐点となったのが前回対戦の第11節。3-2という1点差の結果とはいえ、内容的には川崎Fの完勝。それまで勝ったり負けたりを繰り返していた相馬直樹新監督のサッカーが、初めて理想の展開で勝利をおさめた試合となった。それ以降、自信を深めた川崎Fは、6試合を4勝2分。一気に上位に食い込んでいったのである。
ただ、鹿島もこのところ2連勝。先制点を奪って試合をコントロールし、終盤も粘って得点を与えない鹿島らしい試合運びができるようになってきた。神戸との試合は決して誇れる内容ではなかったが、チーム関係者からも「こういう試合を勝ちきれるようになったのは大きい」という声も聞かれた。流れの悪い時期は過ぎ去ったのかもしれない。
ここ2試合は、田代有三の高さを生かした攻撃が機能。どんな相手にも競り勝ってくれるおかげで、鹿島の選手たちは前を向いてプレーできている。ただし、どうしてもロングボール一辺倒になりがちで、攻撃は単調なリズムを刻んでいる。ここ2試合はそれで上手くいっているが、対戦相手も研究してくるだろう。川崎Fにまったく同じ戦法が通用するかどうかはわからない。「メリハリをつけた方が良い」という小笠原満男の言葉は、示唆に富んでいる。
ただ、臨機応変な戦い方は簡単なようで難しい。田代に長いボールを合わせる場合、中盤の選手たちはセカンドボールを拾うため、田代の周辺によることが求められる。しかし、パスを繋いで攻撃を構築しようとする場合は、逆に最終ラインからパスを引き出す動きをしなくてはならない。誰も守備に手を抜かず、全員攻撃・全員守備という鹿島と似たようなサッカーをしてくる川崎Fが、ボールを持ったときに与えてくれる時間は短いだろう。これまでよりも一つ高い質のプレーを見せる必要があるはずだ。
選手たちもそれを自覚、「川崎F戦は大事になる」(中田浩二)という声が多数聞かれている。しかし、逆に言えば、ここで勝てば大きな転機となるのは間違いない。前回、川崎Fがそこで自信を掴んだのとは反対に、強敵相手に3連勝を果たせば、鹿島が波に乗っていけるはずだ。勝負は前半の45分。ゴールはあげていないが、興梠慎三は早い時間帯に必ずチャンスをつくっている。そこでゴールが生まれれば、ペースを掴むのは鹿島のはずだ。
以上
2011.06.24 Reported by 田中滋
J’s GOALニュース
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