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【J1:第12節 G大阪 vs 新潟】プレビュー:公式戦ここ4戦負けなしのG大阪が、新潟から4年ぶりのホーム戦白星を奪いにいく。(11.05.21)

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5月21日(土)J1 第12節 G大阪 vs 新潟(19:00KICK OFF/万博チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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ACLの戦いを含めると、8節の山形戦以降、公式戦で3勝1分と負けなしの戦いを続けているG大阪が、ホーム、万博記念競技場にアルビレックス新潟を迎える。

直近の11節・福岡戦ではMF明神智和やDF加地亮といったレギュラー陣がケガのためベンチスタートになる中、先手を獲られる苦しい展開となったが、FWアドリアーノが自らの突破で手にしたPKを決めて同点に追いついたのを皮切りに3ゴール。今季の公式戦で初のアウェイ戦での白星を挙げた。そのMF明神、DF加地のケガの状態だが、非公開で行われた19日の練習には揃ってフルメニューを消化したようで、「1日1日、良かったり悪かったりですが今日に関しては練習に入っている。試合まであと2日間、しっかり状況を見極めて起用を考えたい」と西野朗監督。ただし、その一方で新潟戦後、中2日で控えているACLラウンド16のセレッソ大阪戦を考慮してメンバー構成を考えることはないとも断言。あくまでも「新潟戦でいいゲームをすることで、C大阪にプレッシャーをかけたい」と言葉を続けた。
「確かに直後にC大阪戦は迫っているが、この2試合をパッケージで考えるのではなく、頭の中からピンク色を消して、まずはオレンジにしてくれと選手たちにも伝えた。うちにとってはどちらも大事な試合だが、後の試合がちらついて新潟戦に入るようでは、苦戦を強いられるし、結果も難しくなる。まずはしっかりと新潟戦を戦うことを考えたい」(西野監督)

ポイントになるのは堅守速攻を持ち味とする新潟をいかに自由にさせず、かつ、受け身になることなく自分たちからの『仕掛け』を徹底できるか。過去の戦いを振り返っても、毎年のように新潟戦は苦戦を強いられている印象の強いG大阪。新潟がJ1に昇格した04年以降の対戦成績を振り返っても、7勝4分5敗と勝ち越してはいるものの、近年では08年から3年連続してホーム戦での白星を逃している。それは選手たちも自覚するところで「過去を振り返っても、新潟には相手のショートカウンターにやられたり、うちのミスから攻められて苦しんだり、という試合が多かった」とDF山口智。だからこそ、そのミスを減らすことは当然ながら、その上で相手の持ち味をまともに受けることなく、まずは自分たちの戦いを、と強調する。
「新潟は両サイドで起点を作る展開が多い。その中で、ミシェウやブルーノ ロペスがいい関係の中で、ゴールをこじあけている。そういった新潟の攻撃に対して警戒は必要だけど、受けに回ると余計に苦しくなる。あくまでもうちは攻めの姿勢をもって、アグレッシブにテンポよく、相手が嫌がることを積極的にやる中で、自分たちのペースに新潟を引き込みたい」(DF山口)

対する新潟は、開幕からリーグ戦5試合を2勝3分と負けなしの戦いを続けてきたが、直近の柏戦では、今季のチーム最多得点者である好調のFWブルーノ ロペス、そして攻撃のキーマンであるFWチョ ヨンチョルを欠き、ホームで0-3と今季初の黒星を喫した。ただ、ブルーノ ロペスについては17日のトレーニングから約10日ぶりに全体練習に合流し、19日に行われた紅白戦にも出場。復帰は濃厚とされていることから、本来の攻撃力を取り戻す可能性は高い。それによって、前節の柏戦における敗戦理由の1つとされた「攻撃の形を作り、ゴール前まで攻め込みながらもシュートで終われなかった」というような課題も解消されることだろう。尚、新潟は今節、そして次節の浦和戦と2試合続けてアウェイでの戦いを強いられる。つまり、心強いホーム、新潟の地に戻るのは6月に入ってからということになる。そこにいい形で繋げるためにも、また、前節の柏戦での初黒星をひきずらないためにも、このG大阪戦は正念場の戦いになりそうだ。

以上

2011.05.20 Reported by 高村美砂
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