5月15日(日) 2011 J2リーグ戦 第12節
大分 1 - 0 栃木 (13:05/大銀ド/7,133人)
得点者:25' チェジョンハン(大分)
スカパー!再放送 Ch180 5/18(水)前11:30〜
☆totoリーグ
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大分が首位キラーの本領を発揮した――。大胆かつ巧妙な手口で相手を翻弄した。4−3―3へシステムを変更した大分は、選手それぞれが持ち味を存分に発揮し、全体的に運動量が少なく精彩を欠いた栃木を圧倒した。
前々日の練習でメンバーは違ったが4−3−3のシステムをテストしていた。時間にして10分程度であったが、田坂和昭監督は手応えをつかんでいたのだろう。「栃木はSHがダイアゴナルで走り、SBが高い位置を取る大分と似たチーム。またパウリーニョが入ると中盤が締まるので4−3−3にして中盤に厚みを持たせた。決定力のあるリカルド・ロボへの対策としてアンカーを置いた」とシステム変更のポイントを語った。また、攻撃の時は「3トップの両サイドには中に入る時と外に張る時のメリハリをつけろと指示した」。この采配がズバリ的中した。
大分はボールを奪えばダイレクトパスで小気味よくつなぎ、サイドチェンジからチャンスを作った。それだけではない。サイドを使うことによって相手の守備ブロックを左右に広げて、中央のスペースを空ける狙いもあった。13分にはアンカーの宮沢正史がボールを奪うと、すぐに1トップの森島康仁にパスを通し決定機を作る。25分にも同じように池田達哉から森島康仁にパスが通り、そこを起点に西弘則、森島康仁とつなぎ、最後は外で張っていたチェ・ジョンハンがダイアゴナルに走り先制点を挙げた。
一方の栃木は、大分の奇策に虚をつかれた格好となった。「前半の出来があまりにもよくなかった。何人か調子のよくない選手がいるといい試合にはならない。後半は相手のフォーメーションに対応したが、それが前半から出来ていればよかった。リズムの悪さの中で失点し、攻撃でリズムを作れなかった」と松田浩監督が語れば、「大分は3トップで来るかもしれないと言われていたし、すぐに気づいたので周囲に指示した。大分にはワンタッチでサイドを変えられたり森島に起点をつくられたりして自由にやられてしまった。もっと絞ればよかったかもしれないが、絞ると(大分のアンカーの)宮沢さんにサイドに展開されてしまった」と鈴木修人選手。大分のシステム変更に戸惑ったようだ。後半は一方的に攻めたが、ロングボール主体の単調な攻撃になり、守りを固める大分を崩しきれず、今季初の黒星を喫した。
リーグ再開後、勝利のなかった大分は今季ホームで初勝利。先制した後の後半は「守りに入ってしまう課題が出てしまった」が、首位の栃木から大きな一勝を手にした。これで勝てないプレッシャーから解放された若いチームは、思いっきりの良さを全面に出したプレーができるはず。ただ、懸念材料がひとつ。次節、バランサーとしてどんなシステムでも微調整し、周囲に気持ちよくプレーさせていた土岐田洸平が出場停止。とはいえ田坂監督が今節の課題を修正し、どんなシナリオを用意するのか楽しみだ。
以上
2011.05.16 Reported by 柚野真也
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