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【中断期間を振り返る】リーグ戦再開に向けて 〜熊本〜(11.04.19)

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4月9日の福岡とのトレーニングマッチなどで、選手たちも募金を呼びかけた。宮城県出身の加藤健太(中央)は、家族と一時連絡が取れずに地震後に帰郷。その後、無事に会うことができたが、実家が津波の被害に遭った

熊本はチャリティーマッチこそ実施できなかったが、支援活動として他の九州のクラブと合同で「九州だJ! 東日本大震災被災地支援活動トレーニングマッチ」を実施し、会場で募金を受け付けた。3月20日には選手およびクラブスタッフ、そしてアカデミーの選手たちも含め、総勢145名が参加して熊本市中心部で募金を呼びかけたほか、4月9日の福岡とのトレーニングマッチの際にはチャリティーオークションも開催。これらの活動で寄せられた義援金は合計3,664,537円となった。
「長期的な支援が必要なので、今の気持ちを忘れないことが大事だと思う」と宇留野純が話していたように、支援につながる活動は今後も継続される見通し。

印象的だったのは、鳥栖とのトレーニングマッチ(3月19日)での両クラブサポーターのコール。お互いのエール交換に始まり、続いて仙台、山形、水戸、鹿島と、被災地のクラブに向けて交互にコールし、最後は「バモ・ニッポン」コールでスタンドがひとつに。サッカーでつながる素晴らしさを感じさせてくれた場面だった。

この間に重ねたトレーニングマッチでは、大学生とのゲームを除いてなかなか結果は出なかった。しかし高木琢也監督も話しているように、やろうとしていることは徐々に浸透している様子で、チャンスの場面が増えたことも確か。一時帰国しているエジミウソンはまだ合流していないが、開幕には間に合わなかった廣井友信も復帰しており、あとは精度を高めてしっかりゴールに結びつけることが、再開後のリスタートにおいては鍵になりそう。
サッカーができる喜びを選手たちが感じているように、サッカーを見て、伝えることができる喜びをかみしめながら、再開を迎えたいと思います。

●再開に向けて 高木琢也監督コメント
「中断期間は、できるだけ多くゲームをこなして、チーム内での役割を確認したり、精度を高めたりすることを徹底しました。トレーニングマッチではあまり勝てませんでしたが、チャンスを作るシーンは増えましたし、内容はそんなに悪くなかったと思っています。あとは、フィニッシュとその前のパス、ゴールまでの流れを逆算したときの精度、そうした個の部分については、メンタルも含めて意識を高めないといけない。中断していた間に、各チームともケガ人が新たに出たり、逆に戻ってきたりというのもあって、どう影響するかは始まってみないとわからない部分はある。ただ、開幕戦で勝った勢いが削がれたとも思ってはいないので、またいいスタートを切りたいと思います」

●再開後のスケジュール
■第8節
4月23日(土)J2 第8節 熊本 vs 岐阜(13:00KICK OFF/熊本チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
■第9節
4月30日(土)J2 第9節 草津 vs 熊本(13:00KICK OFF/正田スタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード

以上

2011.04.19 Reported by 井芹貴志
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