4月12日（火）AFCチャンピオンズリーグ2011 名古屋 vs アルア（19:00KICK OFF/瑞穂陸）
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●ストイコビッチ監督（名古屋）：
「皆さんこんばんは。明日は我々にとってとても重要な試合だと思っています。グループステージでなかなかいい結果を出せていません。1分1敗ですし、そういう状況はわかっています。そこでベストを尽くすためにしっかり準備をしてきました。明日は本当に勝ちたいと思っています」

Q:先週のFCソウル戦から、何に重きをおいて練習をしてきたのですか。
「我々も分析しましたが、前半は我々の方が良かった。後半は十分じゃないプレーが続いて、あのようなドローという結果になりました。当然、自信という部分で我々はしっかり準備をしてきました。一番重要なのは、最後まで集中力を切らさずに戦うということ。我々のクオリティーを信じて、それから精神力の面で、チームスピリットを持ちながら、明日のゲームは戦っていきたい」

Q:2日連続で試合メンバーを組んでの練習をしてきたことは、普段ではないことです。メニューを変えてきた理由を聞かせてください。
「我々は技術面と戦術面を改善しなければいけないという部分で、やらなければいけないことがありました。だからメニューを変えました。特にポゼッションですね。それと特に前線の選手には動くということを言ってきました」

Q:今日の練習後に金崎選手に何か話しかけていましたが、教えられる範囲で内容を教えてください。
「『夕食は何を食べる？』という話をしました(笑)。まあ、仕事のことです。プレーを良くする話とか、チームに関する話です」

Q:分析などしていれば、アルアインの印象について聞かせてください。
「彼らのプレーのやり方というのは分析しました。よくオーガナイズされた、組織だったチームというイメージです。4-2-3-1というフォーメーションであったり、よくまとまったチームです。名前はわかりませんが、何人かいい選手がいる。その選手たちに対して、我々は注意しなければいけません。しかし、我々がしっかりプレーしなければいけません。戦術面、技術面、しっかり相手はリスペクトして、自分たちのやらなければいけないことをしなければいけない。もちろん相手をリスペクトするが、まずは我々がしっかりプレーすることだ」

Q:ここ数試合は得点がうまく取れていません。得点のためにはやはり精神的な部分が大事なのでしょうか。
「まずはじめに、我々は非常にハードな練習をしてきています。もちろんチャンスを作ってゴールへ持ち込むような練習もしています。ただサッカーの中で一番難しいのは、スコアすることです。我々もしっかりチャンスを作ってそこへ持っていきたい。世界中どこのチームでも、最後に得点するというのは難しい。しかし練習はしていますし、得点を見据えた練習をしています。時に1-0で十分な試合もあるかもしれません。明日はその意味で、本当に勝点３を取りたい。どんな形であれ勝つ、勝点３を取るために明日は戦います。重要なのは、我々はチャンスは作れているということです。そこまでできるので、そこで生まれた可能性をどれだけ現実のものにできるか。実際に得点するために、我々はやっていくということです」

Q:本人を目の前に言いにくいかもしれませんが、藤本選手に期待することは？
「彼はキープレーヤーです(笑)。(といって藤本と握手する)。藤本は今、新しい冒険の最中というか、新しいクラブに来て、時間はある程度必要だと思います。彼自身もそれをわかっていると思います。彼は練習でもハードにプレーしますし、適応する時間は必要です。それは普通のことだと思いますが。ただ彼だけではなく、攻撃の選手全員に強いリアクションというか、激しい部分を見せてほしいと思っています。すべての選手から決定力があるということを、引き出していきたい。藤本はテクニックもあるし、クオリティーも高い。とてもポテンシャルのある選手で、このチームにとってもとても重要な選手です」

●藤本淳吾選手（名古屋）：
「監督もおっしゃったとおり、明日は何がなんでも勝点３を取らなければいけないゲームなので、相手よりも気持ちで負けないように、しっかり戦っていきたいと思います。すごくいい雰囲気で練習もできましたし、ひとつにまとまって『勝つ」ということに向かっています。明日は自信をもって戦えると思います」

Q:移籍の際にACLは大きなモチベーションになるとおっしゃってましたが、実際に今、どのように感じていますか。
「そうですね、国際試合なので、やはり球際とかも激しいです。自分のレベルを知る上でもすごくいい2試合だったというか。自分の力不足がはっきりわかったわけで。試合で出た課題をしっかり練習で克服できるかという意味では、最初から考えてたこととは、変わってないです」

以上