4月23日のリーグ戦再開に向けて調整している栃木SC。昨日は45分×4本とボリュームのある出稽古をFC東京と行い、トータルスコア3−2(1−1。0−1。1−0。1−0)で勝利し、先週の大宮アルディージャとのトレーニングマッチ(4−2)に続き連勝を飾った。
ただ、主力組が出場した1、2本目は1−2で敗れたことで、「負けたのは悔しい。同じJ2のチームだし、勝って終わりたかった。決められるチャンスがあったので、そこを決めきりたい」と、水沼宏太は悔しさを滲ませた。一方で、「前半の半ばから自分達のペースで何度かいいサッカーができた」と、J1昇格を狙う上で避けては通れないF東京が相手でも、栃木スタイルを貫けば勝機が手繰り寄せられる手応えも掴んだ。
悔しさと自信を抱えた水沼は、U−22のミニキャンプに合流するためにチームを一時離脱。
「1度、(代表から)外れている。もう1回(代表に)残るためにも、いつも通りのプレーを心掛けて頑張りたい」
タレントがひしめくワイドMFのレギュラー獲りに向けた意気込みを語り、チーム内でポジション争いを繰り広げる河原和寿に渾身の“変顔”で見送られ、キャンプ地へと旅立った。
東北・関東大震災後、サッカー選手の果たす役割について水沼は自身の考えを、こう話した。
「自分は元気でいられた。元気な人達は落ち込んでいる場合じゃない。元気な人達は復興へ向けて頑張るだけ。自分にはサッカーしかない。サッカーで色々なことを伝えていきたいと思う」
栃木県内も今回の地震で少なくない被害を受けている。いまだに日常を取り戻せていない人がたくさんいる。水沼には代表キャンプから明るいニュースを届けてほしい。復興のキーワードになる、笑顔になるようなニュースを。
以上
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2011.04.11 Reported by 大塚秀毅
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