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【AFCチャンピオンズリーグ2011 済州 vs G大阪】プレビュー:共に1勝1敗で迎える、正念場の一戦。アウェイといえども、G大阪が目指すは『勝点3』。(11.04.04)

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4月5日(火)AFCチャンピオンズリーグ2011 済州 vs G大阪(19:30KICK OFF/済州)
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アウェイの地で行われた前節・天津泰達戦から約3週間。ガンバ大阪は再びアウェイの地に乗り込み、4月5日ACLグループステージ第4節に済州ユナイテッドと戦う。Jリーグが中断となっているこの3週間の間、G大阪は週に1〜2回のペースで練習試合やチャリティマッチを戦い、実戦感覚を養うなどしながら準備を進めてきたが、『公式戦』から大きく遠ざかっていることがどのくらい影響を及ぼすのかは未知な部分。もちろん、戦う以上は言い訳は出来ないからこそ「とにかく、立ち上がりから集中して試合に入り、結果を獲りに行く(MF二川孝広)」決意だ。
「確かに公式戦の間隔が空いている難しさはあるが、そういう中でも我々はゲームができるのはプラスだし、恵まれていると思っている。また、5日に照準を合わせて何試合かやってきている中では、準備が不十分だとは思っていない。しっかり集中して、いつも通りに入りたい(西野朗監督)」

この3週間には出遅れていたMF明神智和が実戦復帰を果たすという嬉しいニュースがあった一方で、DF山口智が天津戦で右膝を負傷。DF加地亮も右太腿裏に痛みを訴え離脱したり、MF遠藤保仁も日本代表としての練習中に痛めた肋骨に腫れが見られたため、試合2日前まで別メニューで調整を続けた。また2日の練習中にはDF加地の代わりに右サイドバックを預かっていたDFキムスンヨンも、接触プレーから右足スネを打撲し離脱・・・と、ケガ人続出の状況で済州戦を迎えることになる。うち、DF山口、DF加地については遠征に帯同しないことが決定しているが、MF遠藤、DFキムの二人は快方に向かっており、遠征帯同は間違いないだろう。あとは、直前までケガの状態を見極めた上で、出場の可否が決まることになりそうだ。

注目は、今季初の先発出場が濃厚なDF中澤聡太。昨年、フィールドプレーヤーとしてはチーム最多の出場時間を数えたDF中澤だが、ここまでの公式戦3試合においては、一度も出場チャンスを得ていない。「記者の皆さんが想像する以上に悔しい思いはありますよ」と本人が話した通り当然、悔しさ募る2011シーズンのスタートになっているだろうが、だからこそ、チャンスでの奮起を期待したい。
「とにかく結果が求められる大事な試合。コンディションもいいし、ここでやらないと、という気持ちは強い。ここ数ヶ月の悔しさをぶつけるだけではなく、この先の戦いにもしっかり繋げられるようなパフォーマンスを示したい。韓国チームとは毎回、ハードな戦いになるけど、それがむしろ楽しみ。もちろん激しくいきますよ(DF中澤聡太)」

また3月27日に行われたヴィッセル神戸とのチャリティマッチで先制ゴールを挙げたのみならず、終始、キレのある動きで前線を活性化したMF佐々木勇人も注目したい選手の一人だ。仙台出身の佐々木は、神戸戦を「被災地で苦しんでいる方たちのために」との思いで戦い、それをしっかりとプレーで示すことで存在感を発揮したが、その神戸戦後には、仙台に住む友だちや仲間、知人から多くのメールをもらい逆に勇気づけられたと言う。だからこそ、その多くの“勇気”を力に変えて、済州戦も戦う決意だ。
「試合のあと『ありがとう』とか『みんなが見ているから頑張って』というようなメールをたくさん貰い、逆に僕の方がまた力を貰った。試合が出来ないチームがある中で、こうして試合を戦えるのは幸せなことだし、今節もおそらくテレビで見てくれている人もいると思うので、少しでも自分もパワーを送れるようしっかり戦いたい。韓国との試合は毎回激しくなるけど、相手はどちらというと、一発でガツンとくる感じの守備が多いからこそ、ドリブルを武器とする僕としてはやりやすさもある。自分の持ち味を存分に発揮しながらチームの勝利に貢献したい(MF佐々木勇人)」

対する済州ユナイテッドは、昨年のKリーグで2位となり、ACLへの出場権を獲得。ホームでの初戦・天津戦では0−1と惜敗したが、続くアウェイでの第2節、メルボルン・ビクトリー戦では2-1と勝利を収め、G大阪と同じく1勝1敗の状況でこの一戦を迎える。注目は昨年のKリーグベストイレブンおよびMVPに輝いたFWキム・ウンジュン。03年にはJリーグの仙台でもプレーしたことのあるMFキムは昨年から済州に在籍。Kリーグでは17得点を挙げる大活躍を見せ、チームの躍進に貢献した。一方で同じくベストイレブンに選出され、今年のAFCアジアカップでは韓国代表として得点王にも輝いたMFク・ジャチョルは今季よりドイツのヴォルフスブルクに移籍したが、MFキムは同じくベストイレブンであり若き韓国代表の中心選手でもあるDFホン・ジョンホとともにチームに残留。今季も存在感を発揮している。G大阪としては十分な注意が必要だろう。

以上

2011.04.04 Reported by 高村美砂
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