4月3日（日） 東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ
Ｆ東京 4 - 0 松本　（14:05／松本／10,098人）
得点者：32' 上里 一将（Ｆ東京）、75' 谷澤 達也（Ｆ東京）、87' 鈴木 達也（Ｆ東京）、88' 鈴木 達也（Ｆ東京）
■東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ
☆J's GOAL　チャリティーマッチ特設ページ
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●吉澤英生監督（松本）：

「まずは、この地震によって被災されて、今、不自由な生活を送っている方々、また尊い命を落とされた方々にお悔やみを申し上げます。その気持ちと、チャリティーマッチということで、今、我々がサッカー選手としてできることをチームに携わる人間としてたくさんの人を集めた中で、義援金を募って復興、再出発のために役立てていただければという気持ちでチームとして挑みました。
個々のゲームの内容に関してこの場で語っていいのかどうか分かりません。ただ、我々も開幕が3週間後に近づいている。ＦＣ東京と、こうやってゲームができたことは、課題も多く出ましたし、我々に足りないものが得点場面や、一人ひとりの技術、判断スピードも含めて差があると感じた。これを踏まえてリーグ戦に向けていい準備をして入れるようにしたい。改めてそうしなければいけないと感じました」

Q:３バックで戦いましたが、このシステムへの移行の意図は？
「相手が強いからではありません。我々よりも、個人の能力、チームの総合力を持ってしても格上ということは理解していました。それを回避するために3バックにしたという意図はありません。これからシーズンが始まるに従い、一つ一つのカタチがある中、あのスタイルもあると感じた中で今日の選手の配置と起用を決めました。一つの形ではあると考えています」

Q:（ミスから）2点目を取られてしまいましたが、今後への課題について教えてください。
「こうしなければいけないというよりも、今日、お金を支払ってアルウィンに足を運んでくださった方がたくさんいる中で、お金に見合わないプレーが見受けられるということは残念。今日のようなチャリティーマッチであろうが、公式戦であろうが、プロのサッカー選手としてはしてはいけないプレー。見せてはいけないプレーだと思う。プライドも含めてもう一度やらなければいけない」

Q:攻撃に関して何度か決定機がある中、ゴールが奪えませんでした。どう修正していきたいですか？
「もし、あれが決められる選手であれば、我々のクラブにはいないかもしれない。それが、本当の場でゴールを奪えなければ、選手としてやってきたことに意味がない。やっぱり結果にこだわって公式という場でパフォーマンスできなければ意味がないのでより意識を高めてトレーニングから入るということが必要だと思います」

Q:ここ2試合、スタメンが不動の中、今日の結果を受けて先発が流動的になる可能性はありますか？
「コンディションの悪い選手も出てくるだろうし、その都度、それは並びも含めて考えなければいけない。だから、それは十分にあり得ると思います」

Q:サイドバックの選手に怪我人が出ていますが、それがかなり影響しましたか？
「弱音を吐いたら先がないので、大丈夫です」

Q:今日、1万人を越える方がいらっしゃいましたが、震災支援という皆さんの思いもあるだろうし、チームへの期待も含まれていたと思いますが。
「まずは皆さんの復興に対する気持ち、何か役に立ちたい、自分ができることを考えていただいて入場料や義援金、グッズの販売も含めたら、集まっていただいた皆さんの気持ちが復興のためになると考えて足を運んでいただいたのだと思います。ＦＣ東京のサポーターも含めて遠いところまで足を運んでいただきましたし、本当にありがとうございますというカタチで、皆さんに感謝したいと思います。後は、シーズンを迎えるにあたっての皆さんの期待に対しては、正直、今日は応えられていないと思います。リーグが始まった時には、違った結果で笑っていただけるようにやっていきたいと思います」

以上