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【J1:第1節 神戸 vs 浦和】浦和側プレビュー:心機一転、新監督のもとで再出発を図る浦和。神戸には昨季の借りを返したい(11.03.06)

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浦和の新たな冒険がいよいよ幕を開ける。今季はかつて赤いユニホームに袖を通して戦ったゼリコ・ペトロヴィッチ監督を招聘して心機一転、強豪復活を誓う。

新監督はサイドを広く大きく使うワイドなサッカーを基本的なコンセプトとしているが、選手たちは指揮官の描くイメージを具現化させようと懸命に取り組んでいる。「サイドで一対一の状況を作る」という指揮官の狙い通りのサッカーも見え始めている。

ただ、プレシーズンマッチでは収穫よりも課題の方が目立った。特にプレシーズンマッチ最終戦となった栃木戦は反省材料が山積みで、指揮官も「今までの試合の中で一番よくない内容だった」と厳しい表情を浮かべていた。

栃木戦にも両サイドがワイドに張る今季の狙いが見える戦い方で挑んだが、前線の3人が高い位置にとどまることで中盤の枚数が少なくなり、ビルドアップに非常に苦労していた。また、サイドを大きく使おうとするために選手間の距離も広くなり、サポートが足りずに孤立したところを狙われる場面も多かった。

今季のスタイルで戦う上で問題点がいくつも浮き彫りになったが、とりわけ気になったのは劣勢が続く中でも正直にコンセプトを貫き、同じような形で攻めあぐむというのを繰り返したことだ。

選手たちは監督の期待に応えようとする気持ちが強いこともあり、コンセプトにとらわれすぎる傾向が見られる。指揮官は「選手には自由を与えている。ミーティングのなかでも自由に攻撃を作れと言っている。サイドばかりじゃなくて、中も使っていい」と選手に判断の自由を与えているが、レギュラーを目指してアピールしようとする選手にそこまで余裕はなかったのかもしれない。

戦術は理解しつつある。次に必要なのはコンセプトを生かす柔軟な思考だ。「レッズは真面目な選手が多くて、言われたことを徹してしまう。もっと順応してやらないといけない。コンセプトのなかでやるのは当たり前のことだけど、違うこともしないと読まれてしまう」。柏木陽介は監督の戦術に沿いながらも臨機応変に戦う必要があると語気を強める。

開幕戦の相手は神戸。昨季はリーグ戦2戦2敗と辛酸を舐めさせられた。特に昨季最終節となった神戸とのホームゲームは、ロブソン ポンテが埼玉スタジアムに別れを告げる大切な試合となったが、英雄に勝利の花道を用意することができなかったという苦い思い出がある。

浦和はシーズン1発目のアウェイゲームを苦手としている。リーグが1シーズン制になってから一度も白星を飾ったことがないが、昨季の大きな借りは絶対に返しておかなければならない。そして、勝利はもちろんのこと、この1年を占う上で期待感を煽るようなゲームを見せてもらいたい。

以上

2011.03.05 Reported by 神谷正明
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