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【J1:第1節 広島 vs 仙台】仙台側プレビュー:迎える新時代と新たな挑戦を前に、仙台にあるのは、充実の戦力と、寄せられる大きな期待。(11.03.05)

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クラブを支えてきたベテラン勢の引退を経て、前回の2003年は降格という悔やむべき結果に終わった、J1での2年目を迎える仙台。はたして、新時代と共に、鬼門の2年目を乗り越えられるのか…とまで考えていたのは、それこそ昨年の暮れまでのこと。ここまでのキャンプ、そして練習試合の結果を思えば、どうしても「それ以上」を期待してしまう状況に、今の仙台はあるようだ。

チームは今季、手倉森誠監督がことある度に語っているように、将来のACL出場権獲得の土台として、まず昨年成し遂げられなかった一ケタ順位獲得をもくろむ。しかし、もし全てが上手く回ったとしたら…きっと仙台にとっての2011年という年は、結果でも内容でも、文字どおりこれまで見たことの無い領域に到達することは想像に難くない。期待通りの素晴らしいシーズンとするためにも、滑り出しは重要。昨年(第33節)はアディショナルタイムに大崎淳矢に合わせられ、得られそうだった勝点1と残留決定がすり抜けていったという苦い経験の舞台となった敵地ビッグアーチでの開幕戦となるが、欲を言えば会心の勝利、悪くても内容面で互角以上に渡り合っての勝点1が欲しい。

そんな開幕戦だが(あくまで漏れ伝わってくる情報で恐縮だが)おそらく試合開始のホイッスルをピッチ上で聞く陣容は、今季の補強方針が色濃く表されたものになりそうだ。
キャンプ中に積み重ねた練習試合では、攻撃は大量得点、守備でも少ない失点という非の打ち所の無い結果を残しているが、その理由を先日のキックオフカンファレンスにおいて手倉森監督は「補強の狙いでもあった、センターラインの充実」と語っていた。
その言葉を踏まえれば、予想される開幕スタメンの顔ぶれも納得。センターバックには元韓国代表の曹秉局。ダブルボランチはマックスと角田誠、そして2トップにマルキーニョスと柳沢敦。フィールドプレーヤーのセンターライン部分6人中、予想では5人もの選手が新加入選手になりそうという布陣も、あながちあり得ない話では無い。

このように中央部が変わることで、監督が期待するのは、昨年までと比べた時の「攻守の比重の変化」である。結果的に昨年、シーズン中盤から終盤にかけて自陣での守備を優先した慎重な策に切り替えたことで残留にたどり着いた事実は否定できないが、やはり一旦主導権を相手に握られてしまうと、試合展開自体をひっくり返すことは難しかった。
そもそも昨年で言えば、まさに今節対戦する広島相手の2試合が、それを象徴する内容だった。ホームでの初戦は先制点こそ奪ったものの、終盤は全方位に渡り広島に崩されて押し込まれた後、最後は左サイドを攻撃参加してきた槙野智章(現・1.FCケルン)のセンタリングによってオウンゴールを誘発されて勝ちを逃す。また冒頭に触れたビッグアーチでの一戦も、展開としてはそれに似ていた。広島が培った変幻自在のパスサッカーと、その中でアクセントとして加えられる長いパスでの攻撃に、仙台は自陣エンドで振り回され続けたのだ。
「昨年は好き勝手にやられたが、広島のやり方は変わらないと思われる以上、相手の拡がりのあるサッカーに負けず、こちらからも仕掛けられる回数を増やしたい。開幕戦では、こっちが主導権を持ってやりたい」
監督のこの狙いを広島相手に発揮できれば、仙台の今季への期待はさらに高まることになるのだがどうか。

どちらにしろ…開幕を直前に控えた現時点での高ぶりが、仙台がこれまで経験したことのない次元のものであることだけは間違いない。

以上
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