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【2011シーズン始動!】熊本:新体制発表記者会見での質疑応答 (11.01.16)

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本日、熊本市内にてロアッソ熊本の新体制発表記者会見が行われました。会見での質疑応答は以下のとおりです。
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Q:今年の補強方針やポイントと、今日集まった選手たちを獲得してどのように感じてらっしゃるか教えてください。
●池谷友良総監督GM
「今回の補強について、当然昨シーズンの結果や内容を踏まえた上で、監督と相談しながら進めていきました。それにはひとつは先程から皆さん口にしているように、J1昇格というクラブの目標があります。それに向かって当然今シーズンチャレンジしますが、若いチームであるのでそういうことだけではなく、2年3年、将来続いていくような、そういうコンセプトの中で今回補強しました。
縦のラインとか、そういう中心的な部分を含めた形になりますが、昨シーズン改善できていた守備というものを一層強化しないといけないという中で、センターバックであったりボランチであったりという補強。そして、少し課題であった得点を増やしていかなければいけない。そういうところから今回の補強を致しました。
点数としてどうかと言われると、この時点で100%だと思っています。クラブとしてできること、その中で今日この場に報告できた新加入は、私の中では100%の補強ができたなと思います。でもこれが最終的にどうだったのかという検証は、1年終わった後になると思います。そういう意味では、今は100ですが120、130、150となるように期待したいし、選手には日々努力してほしいなと思います」

Q:新たに加わったメンバーで、今年1年どのようなサッカーをするか、抱負などありましたら教えてください。
●高木琢也監督
「昨シーズン、私がこの場に来た時に皆さんに言ったのは、失点が非常に多いチームだったのでそこを改善しなくてはいけないということ。それを実現できたかというのは正直言ってわかりませんけれども、戦うことはできたのかなと思っています。簡単に言えば、昨シーズンは得失点差がマイナスになってしまったことを考えれば、もっとシンプルに攻撃を構築していきたいなと思っていますし、じゃあ昨シーズン、守備のことばかり選手に伝えていたかと言うと、そこまで守備にこだわったつもりはない。でも現実として得点が取れなかったということは真摯に受け止めないといけないことなので、点を取るということに少し特化するということは今シーズンやっていきたいと思います。ただ、ベースとして昨シーズンの積み重ねは今シーズンも大事にしていきたいと思っています。また新たに残り15分のサッカーというのは、それぐらいのスタミナ的な部分であったりパワー的な部分であったり、技術的な部分、そしてメンタル的な部分で我々の方が主導権を握れる、そういうチームにしていきたいなと思っています。点を取ることに特化していきたいと思いますし、そのための練習、準備をしていきたい。
見ている人が楽しいサッカーとか、いろいろあると思いますけど、基本的に私自身もプレーヤーとしてやった中で、勝っているときは楽しかったし、じゃあいつもいつも楽しいだけで終わっているかというと、内容を見ればハードにプレーしているし、相手に対してもハードに向かっていっていた。そういう部分はベースとしてありながらも、やはり楽しく、エンジョイできるサッカーをやっていきたいなと思っています」

Q:順位的な目標はどの辺りに置いてらっしゃるか、ぜひお聞きしたいのですが。
●高木琢也監督
「順位的には、J1を目指すということを私自身もやっています。昨シーズンは正直言ってこのチームがどれぐらいの力を持っているか、初めてのチームだったので目標を設定できない状況はありました。やっている中で選手個々の能力というのはまだまだ低い選手が多かったですけども、やり方や周りの状況も含めていろいろ改善していく中で、チャレンジすることは恥ずかしくないことだと思っています。こうやってまた新たな10人フレッシュなメンバーが揃った中で、昨シーズンよりも強い意思を持って、J1を目指して頑張っていきたいなと思っています」

Q:それは今シーズン終わった段階での昇格を目指すということでよろしいでしょうか?(場内笑)
●高木琢也監督
「僕は政治家じゃないので(笑)、そういう質問は慣れてないんですけど、そういうふうに取ってください」

Q:昨シーズンは選手の能力を引き出す、鍛えあげる1年と位置づけられてトレーニングやゲームに臨まれたと思うんですが、今シーズンの位置づけを教えていただけますか?
●高木琢也監督
「位置づけというと難しい抽象的な言葉ですが、基本的には、これからシーズンを戦っていく中で相手との比較はできていくと思います。しかし、まずベースである走ることが我々にとってはまず重要なこと。昨シーズンもそうでしたけど、走ることというのは十分、戦術にも武器にも特徴にもなりうるし、そういった部分はお金もかからない。多少時間はかかるかもしれないんですけども、相手よりも走ることによって、いろんなものがプラスに働く可能性は十分にありますので、まず走るということをベースにしっかりやっていきたいなと思います。
その前にも今年はどんなサッカーをという質問がありましたけど、その中で言い忘れたことがひとつあって、攻撃ということは基本ベースとしてやりますけど、やはり昨シーズンのチームに上乗せで、しっかり守ることも重要視しなくちゃいけないし、その中で要は自分たちのボールを長く保持するということ、自分たちの時間を作るということを、少し優先的にすることも必要かなと思っています。
そういう意味でも、走ることは当然ベースになっていくし、動かないとボールも動かないし、その辺の基本ベースとしてはあまり変わらないのかなと思っています」

Q:去年は、ファンやサポーターの皆さんに対しても、我々メディアに対しても、最後まで諦めない、走り抜くサッカー、ラスト15分で点を取るサッカー、そうした非常にわかりやすいキーワードを掲げられた。それを開幕ゲームで実現して勢いに乗れたという部分もあるんですが、今年もそういったテーマやキーワードがありましたら教えてください。
●高木琢也監督
「まずここにいる選手とか、昨シーズンから残っている選手を考えたときに、ピースという言葉が当てはまるかなと思っています。1つ1つの選手の特徴というものをうまくはめていく、そういう形でプレーができるのかなと。1つのボールに対して1人、2人、3人絡んでいく、それもピースという言葉が当てはまると思うし、今年はそういう意味で、1人1人の個性をもっと出していって、それをうまくつなぎ合わせるようなサッカーをやっていきたいなと思っています」

Q:今シーズンの平均観客動員数やファンクラブ会員の目標、スポンサー企業の目標数など、決まっていましたら教えていただけますか。
●岡英生 アスリートクラブ熊本代表取締役
「まず観客動員についてですが、先ほど冒頭でご説明しましたとおり、昨シーズンは平均7,000名の目標に対して6,904名でございました。今シーズンはそれにさらに1,000人の上乗せを目指して、8,000人を目標に立てております。それからファンクラブ会員に関しましては、昨年が3,000人の目標でございましたが、今年は1,000人上乗せをして4,000人を目標として頑張っていきたい。ただファンクラブに関しては、試合を見に来てくださる方が増えれば、それに伴って増えていくものだと思っております。いかにして入場者やシーズンチケットホルダーを増やしていくかということが、重要なポイントだと思っております。
それから企業協賛に関しましては、昨シーズンも300社目標にしておりましたが、そこまではまだ届いておりません。ただ順調に伸びてきておりますので、今年も引き続き300社を目指していきたいと思っております。それから質問にはありませんでしたが、愛募金も今年は3,000万円を目標として頑張っていきたいと考えております」

Q:愛募金は継続で、でしょうか、それとも今年だけで3,000万円でしょうか?
●岡英生 アスリートクラブ熊本代表取締役
「今年だけです」

Q:先ほど、クラブの目標の中でスタジアムの改修とありましたが、具体的には水前寺のことを指すのかと思います。今後のアクションの仕方はどのように考えていらっしゃるんでしょうか?
●岡英生 アスリートクラブ熊本代表取締役
「競技場に関してはすべて行政の持ち物ですので、我々としては誠心誠意、お願いをしていくしかないと思っております。ただ、そういう中でも、昨年の暮れに市議会でもロアッソに関する質問が出て、応援していこうじゃないかという声が出たともうかがっております。政令指定都市になるのを契機として、我々もスポーツで熊本市に貢献していきたいと考えておりますので、そういうことを率直に市長にお伝えをし、市の議員の方々、あるいは職員の方々とご協議をさせていただく中で、一歩でも二歩でも前進させていただければと思っております。加えて、先程のライセンス制度に関しては、KKウイングに関しても一部改修が必要になってくる部分もあるかと思います。これに関しても1年2年の期間の中で見極めながら、お願いをしていかなければと思っております」

Q:選手の皆さんにお聞きします。今日はたくさんのサポーターの方もいらっしゃっています。改めて、こういったプレーを見てほしい、こういったところで力を発揮したいということをうかがえればと思います。
●仲間隼斗選手
「自分は、ゴール前の仕掛けだったり球際を特徴としているので、そういうところを見てほしいです。あと、ボールのないところでの動きが、まだあまりうまくないので、そういうところを成長させられるよう、これから頑張っていきます」
●片山朗選手
「僕はボランチなので、球際の厳しさと展開力を見てほしいです。ボールがない時のポジショニングを意識してプレーしたいと思っています」
●田中俊一選手
「僕はサイドハーフをやることが多いので、サイドでの突破、スピードに乗ったドリブルというところを見てほしいです。クロスを上げてアシストというのももちろんなんですが、自分自身がゴールを取れるような選手になりたいと思います」
●齊藤和樹選手
「裏への抜け出しやキープ力が特徴ですが、ドリブルも得意なのでそういうところも見てほしいと思います」
●武富孝介選手
「ドリブル、パス、シュート、全て1つ1つにこだわっていくので、全部見てください」
●長沢駿選手
「身長を生かしたポストプレーやヘディングを得意としています。あとは足元も好きなので、ワンタッチのプレーも得意です。改善したいと思っているところは、自分に合わない時やズレているボールでもゴールに運べるようなプレーヤーになりたいと思います」
●廣井友信選手
「イニシアチブを取って、前の人を動かしたりする声の部分と、クロス対応やヘディング、1対1という部分は強みだと思っているので、アピールしたいと思います。課題としては、フィードの部分などいろいろあると思うので、このチームとともに飛躍していきたいと思います」
●根占真伍選手
「中盤でリズムを作っていくプレーが好きなのでそこを見てほしいなというのと、こぼれ球を拾って自分たちのボールにすることを意識していきたいので、そこを見てください」
●岩丸史也選手
「自分の技術を全てレベルアップするということと、チーム全体を常に見渡して、チームを締めていけるように頑張りたいと思います」

Q:DFは廣井選手が加入しましたが、現状ではサイドバックが足りないかなという印象があります。交渉期間の状況や今後の予定について教えてください。
●池谷友良総監督GM
「本職のサイドバックは今いる選手含め、今回の補強でも課題はあるかなと思っていますが、今回加入した選手、今いる選手も含めてトライしていってもらいたいと思います。補強については、当然チームが進んでいく中で今後も起きていくと思いますし、昨年もあったように途中の補強というのは出てくると思います。特にJ1というものが視野に入っていく中では、当然必要不可欠な部分になるのかなという、想像を今はしています。しかし今回の新加入を含めた選手で突っ走ってくれれば、それは問題ないと思います。補強という部分でいくと、いろんなプランを持ちながら、まだ皆さんには披露できませんが、温めさせていただく予定はあります」

Q:熊本に来ての印象と、加入を決めた理由を教えてください。
●仲間隼斗選手
「熊本の雰囲気は、自主練習を今やっていますが、皆優しくて、明るいチームだと思いました。加入については、自分にオファーしてくれたので、決めることにしました」
●片山朗選手
「3年前に練習に来させてもらった時に知っている顔ぶれの選手もいましたし、新しく入った選手と接した中でも皆明るくて、話しやすい方々だったので、溶け込みやすいなという印象はありました。ロアッソ熊本に決めた理由は、今回練習に来させてもらって、必要としてくれたという部分を理解して、ここに決めさせてもらいました」
●田中俊一選手
「熊本の印象なんですが、まだ大阪から来て数日しか経ってないんですけれど、すごく過ごしやすい環境だなと思います。熊本に決めさせてもらった理由は、練習に参加させてもらったときにチームの方々にとても良くしてもらったので、このチームに決めました」
●齊藤和樹選手
「熊本の印象としては、とても和む場所だなあと思いました。チームとしては、とてもいい人たちが揃っていると思いますし、2回練習参加した上でオファーをいただいたので、このチームに決めました」
●武富孝介選手
「熊本の印象は、まだはっきりはよくわからないんですけど、都会なところは都会で、どこからも阿蘇山が見えて景色もいいなと思います。熊本に決めた理由は、必要とされていると思っていますし、(南)雄太さんにも良いクラブだと話を聞いているので決めました」
●長沢駿選手
「昨日初めて練習に参加させてもらったのでまだ何とも言えないんですが、皆非常に温かくて、話しやすい人ばかりだったので、いいチームだなと思います。熊本に決めた理由は、熱心に誘っていただいたので、すぐ決めました」
●廣井友信選手
「静岡はとても温かいところだったので、来たらすごく寒くてびっくりしました。あと、コンビニで肉まんを買ったら、醤油と辛子はいるかと聞かれて、それもちょっとびっくりです(場内笑)。チームとしては同世代の方が多いので、仲良くわいわいやっていけたらと思います。こちらに決めた理由は、昨年の早い段階から声をかけていただきまして、僕も(長沢)駿と同様、即決しました」
●根占真伍選手
「熊本の印象は、周りに広大な自然があって、いい所だと思います。ただちょっと寒いので、慣れていきたいと思います。チームの印象は、まだ練習に行ってないのでわからないんですが、非常に若い選手が多くて、まとまっているなという印象があります。来た理由は、誘っていただいたので、来させていただきました」
●岩丸史也選手
「僕は熊本国体の時に民泊でお世話になりまして、横浜FCでも大津でキャンプをさせてもらって、本当に皆さんよくしてくれて、良い土地だなぁというふうに思っています。加入を決めたのは、池谷さんにもらった陣太鼓と武者返し(ユニホームスポンサーであるお菓子の香梅の商品)が、特に僕は武者返しが好きだったんですが、その美味しさに即決しました(場内笑)」

(司会:AC熊本 小林弘記さん)
では次の質問を最後とさせていただきます。
高木琢也監督「僕からの提案なんですが、せっかくサポーターの方もいらしているので、何名か質問をどうでしょう?」
小林さん「では、一般のお客さまで、監督や社長、僕でもですね(場内笑)、聞きたいことがあれば早い者勝ちです」

Q:じゃあ小林さんに(場内笑)。スタジアムDJのアシスタントを募集していると思いますが、年齢制限があった理由を教えていただけますか? 40歳未満となっていましたが。
●小林弘記さん
「ホーム全19試合に来られる方とさせていただいてるんですが、(40歳以上だと)来にくいんじゃないかなと(笑)。答えになってないですかね? ハイ、でも大丈夫です、範囲に入ってます(場内笑)。ただ、年齢とかではなくて、女性の方を募集することによって、サッカーとかロアッソ熊本に興味を持っていただくきっかけになればなと思ってのことなので、あまり気にしないで応募してみてください(場内笑)」

Q:今年は熊本出身の選手が1人も加入しなかったんですが、次年度以降はどうお考えなのか教えてください。
●池谷友良総監督GM
「先ほど社長からも説明があったと思いますが、ロアッソ愛、熊本愛あふれるチームを作っていきたい、そういうコンセプトがあります。その『熊本愛って何なの?』となった時に、出身者は大事だと理解しています。でもそれだけではなくて、私もそうですし高木もそうですし、実際は今は大半の選手が熊本出身ではないんですね。しかしより強く熊本愛を持てるか、そこがすごく大事だと僕は思っています。当然、熊本出身が多くなるというのは目指しています。それは育成という部分も含めて、来季はそこから昇格する可能性も当然ありますし、そこから選手を供給していく、それが最終的な目標でもあります。これから熊本出身者というのは増えていくと思いますし、赤い選手が出てくるんじゃないかなと思います。それをクラブとして持っています。そういう意味でロアッソ愛、熊本愛あふれるチームを作っていきたいと考えています。出身者が増えていってほしいなと思いますし、出身者でなくても同じ理念のもとにロアッソ愛を持った選手が集まって、同じ目標に向かって戦っていくことが大事じゃないかなと考えています。ご理解よろしくお願いします」

以上

新体制発表記者会見でのコメント
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