本日、松山市内にて愛媛ＦＣの新体制発表・新加入選手紹介記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
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●亀井文雄社長
「明けましておめでとうございます。2011年のシーズンが始まろうとしていますが、昨年は大変お世話になりました。昨年は愛媛FCがJ2に加盟して以来、最高の成績を残すことができました。順位としては、8位以内というシーズン前の目標を達成することができず、残念ながら11位に終わりましたが、我々としてはホームゲームで勝ち越すこともできて、バルバリッチ監督の下、愛媛FCのサッカーもアピールできた年だったと思います。2011年に入って、我々としては新しい選手、また、新体制の紹介の場を設けることができましたが、皆様には新しい選手の活躍をバックアップしていただければと思います。

愛媛FCの今年のスローガンなどは、キックオフフェスタで発表させていただきますが、我々としては当然、昨年以上の成績を目指してやらなければならないと思います。昨年は19チームで今年は20チームの戦いになり、非常に厳しい年になると思っています。昨年以上の成績をあげ、達成できなかった8位以内に入れるように頑張りたいと思いますが、そのためにも皆様のご支援やご協力をいただければ幸いです。これからまたトレーニングやキャンプ、開幕を迎える中で、我々も一生懸命頑張って愛媛県の代表として、地元に明るさを与えられればと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします」

●佐伯真道GM
「みなさん、こんにちは。私のほうからは、選手の紹介等をさせていただければと思います。まず、昨年から移籍制度が変わりまして、今回のJリーグの移籍市場は活発で、どんどん予定がずれ込み、J2のクラブとしては厳しい獲得状況となりました。その中でも6人の選手を迎えられたことを嬉しく思っています。監督が帰国する前に決まっていることは少なかったのですが、監督が昨年1年間築いてきたものにプラスができるよう、そして愛媛FCの代名詞でもある走れるとか、気持ちを上手く出せる選手が今日は集まり、期待しています。

プロフィールや特徴に関しては、あとで個々に聞いていただく時間もありますが、簡単にご紹介させていただきます。

まず、左から吉弘充志選手は札幌から来てもらいました。読みの鋭さに長けたストッパーで、コーチングやディフェンスラインの統率を期待しています。

その隣の萩原達郎選手は仙台から来てもらいましたが、非常に身体能力が高くてポテンシャルがあり、昨年はGKを2人放出しましたので今季は3人体制とする中、正GKの座を勝ち取れるよう頑張って欲しいと思います。

続いて前野貴徳選手は皆さんもご存知の通り松山市の出身で、愛媛FCのジュニアユースからユース、そして立命館大学を経て愛媛FCに加入してくれました。攻撃の得意な左サイドバックでキックの種類が多く、攻撃参加をしてゴールも得意とする選手です。将来、クラブの中心選手に成長して欲しいと期待しています。

続きまして、小笠原侑生選手もご存知の通り松山市出身で、愛媛FCジュニアユースからユース、京産大を経て戻ってきてくれました。得点能力に優れシュートが得意なFWで、大学時代はMFとしてもプレーしていました。豊富な運動量が持ち味ということで、昨年の得点力不足を解消して欲しいと思っています。前野選手と同じように、将来的には愛媛FCの中心になって引っ張っていって欲しいと思います。

続きまして池田昇平選手はJ1で133試合出場し、愛媛FCの選手の中では大木勉選手に次ぐ経験の持ち主です。身体能力が高く、ヘディングや対人プレーにおいてピッチで活躍してもらい、また、若い選手の指導にも期待しています。

そして齋藤学選手は、横浜FMから1年間の期限付き移籍で愛媛に来てくれました。若いながらJ1でも23試合に出場した経験があり、特徴としてはスピードのあるサイドアタッカーで、FWとしてもプレーできてウチにはいないタイプだと思います。仕掛けられるのでサイドアタックや得点に期待をしています。以上です」

●バルバリッチ監督
「こんにちは。また、ここでお会いできて嬉しく思います。今までと同じように、皆さんと建設的でいい関係を築き、共にクラブを強くしていければと思います。チームに関してはどこのチームも同じで、何人かの選手が去り、何人かの選手が入ってきました。先ほどGMから紹介がありましたが、クオリティの高い選手たちだと確信しています。また、人間的にも素晴らしい人物であると期待していますし、彼らが最大限努力することで、我々のチームにより高いクオリティを与えてくれると思います。クオリティの高いトレーニングをするために、今までの選手と一緒になってよりよい雰囲気をつくってもらい、試合で皆さんに見えるよう努力していきたいと思います。努力や気持ちは、試合で見えるものでなければならないと思います。そういったハードワークや気持ち、サッカーではひたむきさを通して、昨年を上回るよりよい結果を残せるよう努力したいと思います。目標を達成するためにはサポーターの皆さんの協力が不可欠です。これまでも何度も言っているように、彼らと共に同じ方向を向き、強くする方向へ共同作業ができればと思います。以上です。ありがとうございました」

●吉弘充志選手
「自分の特徴は常にチャレンジをすることで、愛媛のために精一杯頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします」

●萩原達郎選手
「この場の雰囲気が固くてちょっと緊張していますが、特徴としてはプレー以上に持ち前の明るさで、この愛媛の地で、サッカーを通じて愛媛を盛り上げたいと思います。これからよろしくお願いします」

●前野貴徳選手
「特徴は攻撃参加なので、そこから得点やアシストができるように頑張りたいと思います。愛媛に戻ってこられて嬉しく思います。愛媛のために頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします」

●小笠原侑生選手
「ゴール前での駆け引きやポストワークが特徴です。愛媛県の子どもに夢を与えらるように、多くのゴールを決めたいと思いますので、よろしくお願いします」

●池田昇平選手
「とにかく気持ちの入ったプレーを見せたいと思います。そうしたプレーで愛媛のJ1昇格の力になれるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」

●齋藤学選手
「特徴はゴールに向かうプレーです。チームの勝利に貢献できるように頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」

以上

★続いて行われた質疑応答の模様はこちらから