本文へ移動

今日の試合速報

夏休みはJリーグに遊びに行こう! 全国で180,000名様ご招待!
夏休みはJリーグに遊びに行こう! 全国で180,000名様ご招待!

J’s GOALニュース

一覧へ

【2011シーズン始動!】愛媛:新体制発表・新加入選手紹介記者会見での質疑応答(11.01.14)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
本日、松山市内にて愛媛FCの新体制発表・新加入選手紹介記者会見が行われました。会見での質疑応答のコメントは以下のとおりです。
2011シーズンチケット販売中!(愛媛公式サイト)
-----------
Q:バルバリッチ監督にお聞きしますが、去年を振り返ってよかった部分で更に伸ばしたいところ、また、逆にもっと強化しなければならないところは?
●バルバリッチ監督
「昨シーズン、成功はしませんでしたが、たくさんの進歩はあったと思います。あと、いい部分では、数字のところで34失点という失点の少なさが挙げられます。その中で3失点したのはたしか3試合だけだったと思います。もう一つよかったのは成績の部分で、9試合、10試合勝てなかった時期がありましたが、その後の14試合は7勝4分3敗だったと思いますが、ハイペースで勝点を重ねられました。勝てなかった時期から勝てるようにもってこれたことはよかったと思っています。特に、その14試合の非常によかった期間には、自分が求めていたサッカーに近づき、コンパクトさや全員が参加したポゼッションや攻撃の組立など、その期間で進化したと思っています。

逆に、足りなかった部分で力を入れて改善しなければならないのは、やはり得点力です。ただ、それは前の選手だけではなく、全員が参加しなければなりませんし、全員の努力が必要です。あとは賢さというか、試合の流れや状況、その時のスコアに合わせた行動やプレーを学ばなければなりません。少し、状況によってはナイーブになってしまい、そこはもっと改善しなければならないと思います。また、サッカーでは恒常的にハードワークを繰り返しよくなっていくもので、選手個人のレベルでも日々、自分がより上手くなるには、そしてどうやってよりチームに貢献するのかを考え、悪いところがなにか、いいところは何かを選手にも考えてやって欲しいと思います」

Q:続けて、それらを踏まえてどういうチームにして、どういう戦いをしたいですか?
●バルバリッチ監督
「誰もがバルセロナのように攻撃的で、アトラクティブなサッカーをしたいと思うでしょうが、誰もができることではありません。選手のクオリティやキャパシティにもよります。自分たちのクオリティには制限があります。その中で全員が最大限努力をすることが重要ですが、サッカーに関しては攻守に全員が参加し、攻撃は前線だけでなく後ろの選手も組立に参加し、より多くの人間がゴール前の攻撃に参加していかなければなりません。また、ディフェンスでは前線の助けが必要になりますし、全員参加でコンパクトさをキープし、努力を最大限続ける必要があります。あと、フォーメーションとしては4−4−2もあるでしょうし、個人的には好きな4−3−3を第2の布陣として使えるようにしたいと思います」

Q:佐伯GMにお聞きします。6選手が加わりましたが、ポジションのバランスやウィークポイントの補強など、どのような意図でしょうか?
●佐伯真道GM
「バルバリッチ監督の意向も当然ありますし、クラブとして将来的なことも考えないといけませんし、あとは、現実的な部分、金銭的な問題やいろいろな制限の中でリストアップをしていきました。冒頭に申し上げたとおり移籍制度の変更もあって、移籍のタイミングが徐々に遅れているという印象はあります。11月頃にまずJ1がバタバタっと動いて、12月に入ってJ2の上位が動いて、というような感じで、J2の中堅以下のクラブは移籍のタイミングが遅かったのではないかと思います。その中で抜けていく選手を予測できないところもありました。

ただ、去年の失点が少なかったので、ディフェンスでは去年と同じようなコンセプトで、全員が一生懸命頑張って連動をしてできる選手をチョイスしました。前野選手、池田選手、吉弘選手の3人とも、その意図にあった選手だと思います。中盤から前では、ここも当然監督の言うように、ディフェンスも攻撃も全員一緒になって実践できる運動量のある2人の選手を獲得できたと思います。GKは冒頭にもお話したとおり2人が抜けたので、補う意味でも、将来的にもポジションを取ってもらえて、現実的にも今季もポジションが取れるということで萩原選手を獲得しました。そういうコンセプトでした」

Q:監督にお聞きします。これまでに『去年以上の成績を』という話が出ていますが、具体的に順位の目標などはありますか?
●バルバリッチ監督
「プランとしてはシンプルで、全選手が持っているものを最大限出すということです。そして自信を持って努力をするということです。どの試合も唯一の目標は勝利。これを念頭に置き、1週間の準備をしっかりして、その最後にある試合に臨むということです。その結果がどうなるかは別で、いつも次の試合を考え、悪いことがあればそれを直すいい機会にしなければなりません。あと、目標としてはステップを前に進めることです。去年は8位以内という目標を達成できず、11位に終わりました。自分として目標を掲げるのは、実現可能で手が届き、目標がモチベーションを与えてくれるものでなければならないと思います。今年のJ2のレベルは去年と比べて上がると思いますし、観る方は面白いと思います。J1に昇格する3つの椅子を狙えるチームは7、8チームあって、イーブンな状況でチャンスがあると思います。

この状況で現実的には8位以内に入れば、それはよい結果として残ると思います。ただ、当然数字よりも、とにかくより上を目指すことが重要です。そのためにはハードワークが必要ですし、真剣さや運も必要ですが、運は待っていて向こうから来るものではありません。ハードワークや気持ちを持って、それを繰り返すことでやってくるものです。自分としてはスポーツに関してはオプティミストでありたい思っています。大きな目標を掲げて、それに向けて努力することが必要です。8位以内に入れば満足できると思いますが、当然、正直な気持ちとしては順位表の一番上に近づきたいと思います」

Q:佐伯GMにお聞きしますが、移籍制度の変更や他チームの状況などもあると思いますが、オフシーズンのフロントサイドの採点をすると?
●佐伯真道GM
「点数は、皆さんにつけていただくものだと思います。来てくれた選手に関しては100点満点だと思っていますが、また、シーズンが終わった時にその結果いかんによって採点していただければと思います」

Q:佐伯GMにお聞きしますが、アライール選手の去就が明確に発表されていないと思いますが?
●佐伯真道GM
「代理人を通じて粘り強く交渉をしている、というところまでしか言えません。ただ、補強した選手も頑張ってくれると思いますし、現段階ではまだ交渉をしています」

Q:監督にお聞きします。新加入選手はこれから見ていくことになると思いますが、今の時点で期待することがあれば教えてください。
●バルバリッチ監督
「今日来ている選手はすばらしい選手です。それぞれがサッカーの部分もそうですが、人間としての特徴もいいものがあります。まず大事なのは全員が一緒になって、働きやすい雰囲気を作ることだと思います。その中で、最大限自分の特徴を出せるようにして欲しいですが、この段階では必要以上のプレッシャーをかけたくないと思います。今、期待するのは付加的なプレッシャーを感じることなく、自分の持っている最大限のものをクオリティの高い中で見せて欲しいと思います。とにかく、1人1人が持っているものをプレッシャーを感じることなく出せるよう、一生懸命にやってくれれば自然と持てる力を発揮できると思います。この補強の結果は彼らだけでなく、全員の努力の結果によって最後に見えてくるものだと思います」

Q:佐伯GMにお聞きしたいのですが、開幕までに更に新しい選手の補強やその動きはあるのでしょうか?
●佐伯真道GM
「常にリストアップをしていますが、監督とも相談しながら、キャンプやトレーニングを通じて考えていきます。今は25人ですが、人数的には27、28人くらいまで上げたいということもあります。あと、ユースの近藤寛太選手を登録する予定で、愛媛FCしまなみからも選手を上げたいと思っています。そのあたりを上手く活用しながら、育成と両輪で強化をしたいと思います。今後、移籍のウィンドウが閉じる3月の開幕頃まで(時間は)ありますので、登録期限いっぱいまで話し合いながらやっていきたいと思います」

以上

会見冒頭のコメントはこちらから
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/07/25(木) 12:00 Jリーグ審判レポート(シンレポ!)ホイッスル #5「24‐25 競技規則改正 8月からこう変わる!」