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【第90回天皇杯準々決勝 山形 vs 清水】小林伸二監督(山形)記者会見コメント(10.12.25)

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12月25日(土) 第90回天皇杯準々決勝
山形 1 - 1(PK 4 - 5)清水 (13:00/アウスタ/11,719人)
得点者:107' 田代 有三(山形)、109' ボスナー(清水)
チケット情報天皇杯特集
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●小林伸二監督(山形):

「前半は予想通り押し込まれる形になったなと思います。それで奪ったらシンプルにトップに当てるというところで、思ったよりも早く(清水の)守備のポジションの動きが鈍ってきたので、前半もう少し回せるようになっても良かったのかなと思います。後半は、おそらく足が止まるのでボールが回せるようになると……ただ、もう少しボールを回しながら状況が見られれば良かったかなと。足下で止めて、1、2秒考えてというのがあるので、あれをもう少し回しながら、スムーズな動きの中でやれれば良かったと思います。
点を取れたところは、狙いとしてボールサイドを破るか、バイタルと田代の裏に逆サイドが潜り込むというのと、足下に入るとサイドチェンジするというところでいくと、延長の時にそういう話をしていたので、うまくいったなと思います。失点はリスタートで仕方ないでしょうが、点を取った後の取られる時間が早かったなというところが残念です。PKは、1人外してしまいましたが、基本的なレベルでPKとしてはミスが少なかったと思います。
エスパルスのゲームに関しては、(リーグ戦の)前期も後期も0−3で負けているので、今回は前半0で収まったし、先取点を取ったということと、もしPK戦がなければ1−1なので、ちょっと対戦できたなという感じがしています。お互いに状況や立場が違った中で、チーム、個人にストレスがかかっていると思いますが、ゲームになってそこは別としてやった時に、やっと少し自分たちの色が出せて、点が取れたというところがあるので。
もうひとつコマを進められなかったという悔しさはありますし、チームが一度ここで離れてしまうというか、もう一度来年は作り直さなければいけないという中で、1年の集大成としては、チームの色が出て良かったのではないかと思います」

Q:今年1年を振り返って、得点は29点と少なかったですが、得点力アップについての来年の目標は?
「得点力と失点の多さという意味では、去年よりも数字上は低いんですね。でも、チームとしては降格ボーダーに入っていないし、そんなに厳しいゲームが続いたわけではないんです。それと選手は、去年に比べると、ミスした後のリカバリーも早くなったし、自信を持っていると。攻撃にかける時間帯だったり、攻撃にかける枚数は去年より増えているんですね。
ただ、そこに今度は質が上がらないと、失点を食らうという事実もあるわけです。人数をかければ攻撃はいいですが、だからといって点が取れる保証はない。今はそこにぶつかっていると思うんです。この質を上げるのか、ダメだからもう1回戻すかというところの作業が来年は問われると思います。
ですが、今日のようにボールが回せて意図的にというふうになると、確かに突出した選手がいなくて、一人で何かをする選手はいないかもしれないですが、少し時間がかかっても、グループだったりチーム戦術で、3年目になるのでもう少しできるようになるのではないかなと。
あとは去年と比べてると、今年はナビスコカップもそこそこのところまで来たし、リーグ戦もそうだし、天皇杯もそうなので、全体的な層は厚くなってきているんですね。そこにもう1年、来年の新しい選手を入れて、もう少しレベルアップしていきたいなというところですね。やっぱり攻撃の質を上げるというところになってくると思うんですね。個人の戦術だったり、個人の技術というのが問われてくると思うんですね。そのへんを上げない限りは、人を増やして点を取りにいく時に、逆に取られてしまうという現象が出てきていると思います。そこは目をつぶって、前に進んでいくようなことをしたいなと思っています。

Q:先ほどチームの色が出て良かったとおっしゃってましたが、具体的に「チームの色」というのはどういうところですか?
「まず前半失点をしなかったというところですね。それと、プレスを受けながら自分たちの状況に変えられたというのは、良かったと思いますね。当然、ボールを持っている時の質というのはもっと高めないといけないと思いますが、だんだん相手の足が動かなくなってきた時に、一緒に足が止まるのではなく、ボールを回せるようになったというのは、少し良かったなと思っています。それと、先取点が取れたというところもすごく良かったと思います。
ここで勝ちきれないのが、ちょっとやっぱりね。もう1点取れればいいし、もう少し……あと何分か我慢すると、相手が焦って前にかかってくるので、受けてもう1回チャンスが出てくると思うんですけど、そこまでいく前の時間に失点したので、このへんのレベルなのかなという感じですよね。これを乗り切ると勝つんでしょうが、そんな簡単なことじゃないと思うので。良い経験をしたので、来年さらに良いチームになれるように頑張っていきたいと思います」

以上
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