12月25日（土） 第90回天皇杯準々決勝
Ｇ大阪 2 - 1 浦和　（13:04／万博／14,815人）
得点者：72' 遠藤保仁（Ｇ大阪）、81' 宇賀神友弥（浦和）、103' 宇佐美貴史（Ｇ大阪）
チケット情報 ｜天皇杯特集
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●宇佐美貴史選手（Ｇ大阪）：
「厳しい戦いでしたが、チーム一丸となった戦いがでいた。ゴールはトラップをした段階で、回りに空間があるなと思っていて、コースは見えていると言うより、だいたいの感覚で蹴ったら入ってラッキーでした。元日まで戦って優勝したい思っている。しっかり優勝して今季を終わらせたいし、３連覇という新しい記録を作ることが一番のモチベーションにもなっている。とにかく次も相手に気持ちで負けないようにしっかり全員で勝点３を取りに行きたいし、３連覇に向っていきたい」

●明神智和選手（Ｇ大阪）：
「ゲームがだいぶ空いていたので、お互い立ち上がりから飛ばすような感じになったけど、結果が大事だったので、とにかく勝てて良かった。気持ちの強さを立ち上がりからしっかり出して120分出し切ったいい試合だったと思う。気温もすごく低かったし風も強かったけど、それにうまく対応しながらうまくゲームを運べた。
（後半、途中から中盤がダイヤモンドなりましたが、あのへんは違和感なく？）あまり上がらずに僕は真ん中のスペースでと思ったのですが、押される時間が増えて、少し自分のプレーも修正しなくてはいけないなという反省も残りました」

●安田理大選手（Ｇ大阪）：
「何よりも勝つことに対する気持ちをしっかり出せて勝ち切ることが出来て良かった。とにかくアグレッシブさだけは失わずにやろうと思っていて、監督にもビビらずにいけと言われていたので、それは心掛けた。
（その中ではバーに当てた惜しいシュートもありました）一連の流れはバルサのペドロだったんですけどね、あそこで決められないのがミチでした（笑）。いい時間で先制できてから、残り時間も結構ながかった中で、ヤットさん（遠藤）のプレーで僕も含めて少し止まってしまったこともあって、あの失点に繋がった。あそこは反省です。中盤をダイヤモンドにしてから、相手もサイドを使って、という狙いが見えた。その中で、中盤が拮抗していたので、しっかりポジションを奪って、相手がでてきたところでこっちが仕掛けてということは意識していた。それが出来た時間もあったし、できなかった時間もあった。ただ最後まで走り切る事はできたと思う。
（３週間ぶりの試合でしたが集中力をもって試合に入れましたね）２年連続天皇杯決勝までいっているので身体的にも気持ち的にも休みという感じはなく、ハードに中断期間もやってきていたので、それを試合で出すだけだったし、出せたと思う。守備も前線からいけていたし、あれを続けていたら相手も嫌だと思う。今日はそういう試合が出来た」

●下平匠選手（Ｇ大阪）：
「立ち上がりも悪くなかったし、とにかく絶対に負けたくないと思っていたので結果がとれてよかった。個人的にはチャンスが限られている中で、その中で自分のプレーをしっかり出さないと次がないという意識でやっていました。少し相手にサイドをとられた時間帯もあったけど、声を出し合って守れていたし、そんなに完璧に崩されたシーンはなかったと思う。先週の練習試合も含めて、ミチとのバランスということは監督にも言われていた。どっちかが上がればどっちかが絞って、と言うことは徹底できていたと思う。
（浦和の攻撃について）ペナルティエリアのところにエジミウソン一人だけだったり、というシーンが多かったし、ボールを回しているけど、鋭く入ってくるボールもあまりなかったので、そんなに崩されたと思うようなシーンはなかった」

●遠藤保仁選手（Ｇ大阪）：
「（FKについて）風が吹いていたので、風をうまく読めた。風がうまく助けてくれると思ったので浮かないようにとだけ意識しました。
（ワールドカップ以来のFKでのゴールでした）そうですね。最近はようやく練習する時間もとれるようになってよく練習もしていましたし、精度が上がってきた。
（ワールドカップと似たような位置でしたがあのシーンは頭をよぎりました？）いや、位置は違いますよ。シチュエーションも違ったし。だから全くワールドカップのことはよぎりませんでした。
（次ぎは出場停止になります）そうですね。残ったメンバーに託して、僕は元日に向けてコンディションを整えるのが仕事になります」


●宇賀神友弥選手（浦和）：
「前半はなかなか前にボールが入らず、後ろで回している時間が長かったけど、失点しないことはできたので、個人としてはいい内容だったと思う。相手には決定的なシーンを多く作られたけど、山岸さんを中心に０点で抑えられたのはよかった。
後半先制されたシーンも、自分がドリブルでつっかけて悪いとられ方をして、カウンターから失点してしまっていたので、自分が取り返さなければいけないと言う思いでプレーしていた。
（安田理大選手とのマッチアップについて）直接面識はないけど同じ年なので負けたくないと思っていたので積極的にいきました。ゴールのシーンは自分のミスから失点して、取り返してやろうと思っていたし、ゲーム前から自分が点を獲るイメージで入ったのですが、まさか決まるとはと思っていなかったので…やっちゃったなという感じでした。自称宇賀神ゾーンというか、あの位置のシュート練習はずっと繰り返していたので、それがいい形でゴールに繋がってよかった。ただ、その後ですね。今季はうちにいい流れが来ている時に追加点がとれない試合が多かったけど、今日も追いついて流れは良くなった中でのもう１点がとれずに終わってしまった。そこは今季の課題です。
今年の試合は今日で終わってしまったけど、そこを試合で改善していかないといけない」

以上