12月25日（土） 第90回天皇杯準々決勝
山形 1 - 1（PK 4 - 5）清水　（13:00／アウスタ／11,719人）
得点者：107' 田代 有三（山形）、109' ボスナー（清水）
チケット情報 ｜天皇杯特集
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●長谷川健太監督（清水）：

「今日の試合は、本当に日本平での最後の試合なので、多くのサポーターに勝利をプレゼントしようというつもりでゲームをしたんですが、結果的にはなにかサポーターから勝利をいただいたような試合でした。本当に危ない場面もありましたし、PKもサポーターの気持ちという部分があったからこそ、海人が珍しくPKを止めて（笑）、最後オカ（岡崎）もよく決めたんじゃないかなと思っています。この気持ち、サポーターの想いという部分を、次のゲームにまたぶつけて、何とか勝利を収めるように、3日間ですがきちっと準備をしていきたいと思っています」

Q:次の相手はＧ大阪ですが、Ｇ大阪についてはいかがですか？
「最終節で0−3で負けましたが、内容的な部分で言えば非常に拮抗したゲームで、ガンバはチームとしても個人としても非常に能力が高いチームというのは言うまでもないですし、ひとつのミスが命取りになるようなゲームになると思いますので、集中して戦っていきたいと思っています」

Q:延長に入る前の円陣では、どんな言葉をかけましたか？
「天皇杯はこういうゲームを勝っていかないと、なかなか頂点に立つことはできないと。必ずこういう試合というのはあるので、みんなで力を合わせて勝ちましょうという話をしました」

Q:GKの山本海人選手は久しぶりのゲームでしたが、今日の出来は？
「良かったと思います。久々のゲームというか、今シーズン初めての公式戦でしたが。昨シーズンは主力でずっと出ていたので、試合慣れしてくればという思いは持っていましたが、今日は1試合を通して良くやってくれたと思っています」

Q:今日の試合で、90分、120分で決められなかったところは、どのあたりが足りなかったと思いますか？
「山形が非常に素晴らしいサッカーをしたと思います。前半、押し込む形は多かったですし、そういう展開になるだろうと思っていましたが、山形もそれは折り込み済みというか、山形の戦い方だったと思っているので、山形の方も決して悪い流れだとは思っていなかったと思います。案の定、後半の勝負所で非常に前から圧力をかけて戦ってきたと。ああいう長いボールのセカンドを決めきるというところが、山形のひとつの特徴で、延長の最後にやられましたが、よくエディ（ボスナー）がああいう状況の中でヘディングで決めてくれたと思っています。
そういう意味では、本当に今日は、試合内容からすれば山形が勝っておかしくないようなゲームだったと思っています。ですから先ほど言ったように、本当にサポーターの力が今日の勝利を呼び込んだのではないかと思っています」

Q:小野選手と藤本選手を途中で代えた狙いは？
「小野は体力的な問題やコンディションという部分はあったと思います。藤本は今日はあまり良くなったので、終わった後で『今日はダメだったな』という話をしたら『ダメでした〜』と言っていたので、本人もわかっていたんじゃないですか（笑）」

Q:PKの順番は、どう決めましたか？
「延長の後半に入って、浦上GKコーチがある程度たたき台を作って、最後に岡崎を蹴らせるかどうかというところで、最終的に私自身が決めて、岡崎を入れて順番を決めました」

以上