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【J2日記】鳥栖:同じ名前で出ています(10.12.13)

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(C)サカクラゲン

締結書にサインをするベストアメニティ株式会社内田弘社長(写真左)と鳥栖市の橋本康志市長

12月9日にベストアメニティ株式会社と鳥栖市との間に、鳥栖スタジアム(現ベストアメニティスタジアム)のネーミングライツの締結式が行われました。
ということは、来年も『ベストアメニティスタジアム』と呼ばれることになったのです。
とはいえ、私たちは『ベアスタ』と略して呼ぶことが多いでしょうが、できれば略さずにベストアメニティ様の知名度アップに協力しましょう。

とここまでは、マスコミ各社がニュースで流された内容ですが、少し考えないといけないことがあります。
このネーミングライツ料は、ベストアメニティ様から鳥栖市に入るお金です。
ベストアメニティスタジアムの商品は、スタジアム自体だけではありません。
ここで試合が行われるサガン鳥栖もこのスタジアムが持つ立派なソフトなのです。

もし、サガン鳥栖が別のスタジアムを使用していれば、ネーミングライツはできたでしょうか?
ピッチ看板や壁の広告はついたでしょうか?
対戦相手の地域にも、『ベストアメニティスタジアム』の名前が紹介されます。もちろん、鳥栖市ということで紹介されるわけです。来季は、FC東京もこのスタジアムに来るのです。
これだけ素晴らしいソフトをこのスタジアムは持っていることになります。
サガン鳥栖だけではありません。
サッカーの魅力や面白さなども、スタジアムと試合が一体となって味わうことができるのです。

これだけのハードとソフトを鳥栖市は得ているわけですから、今回のネーミングライツ締結でどれくらいサガン鳥栖に恩恵があるかというと・・・。
来季の試合で、冠スポンサーとなって多くの市民を招待するそうです。
どれくらいの集客を行政が主導で行えるか、とても楽しみです。

他の自治体みたいに、サガン鳥栖に対する使用料の減免や看板代の手数料などはありませんが、少しずつ鳥栖市にサッカーが根付くことでしょう。
『ベストアメニティスタジアム』と口にするときに、『鳥栖市にある・・・』を前につけることで、もっと効果が表れるかもしれません。

来季も『鳥栖市にあるベストアメニティスタジアム』をよろしくお願いします。

以上

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2010.12.13 Reported by サカクラゲン
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