12/12 13:00 東京V vs 養和@ヴェルG
★Jユースカップ2010特集
★Jユースカップ2010出場チーム紹介
8月22日2010Jリーグ第23節vs熊本戦、デビュー戦ながら投入後わずか4分でいきなりJ初ゴールを決めた南秀仁の存在は、東京Vサポーターの記憶にくっきり残っているに違いない。この試合、残念ながら敗戦となったが、Jの大舞台にも臆することなく勝負を挑み、結果を残した高校2年生に、チームの明るい未来を感じた人は少なくなかったはずである。その後、普通高校に通っているため学校との兼ね合いでトップチーム帯同からは遠ざかってはいるが、シンデレラ・ボーイには、トップチームのコーチングスタッフも大いに期待・注目している。
南は、いくつもの優れた特長を持っている。まずシュートに迷いがなく、高いシュート力と、チャンスとみれば躊躇なくシュートを放つ積極性は、見ていて非常に心地がよい。スタミナにも長けている。「いつまででも走り続けられる」と、本人自慢の尽きることない走力で、90分間最後の最後まで抜け出し、ゴール前に詰めることも厭わない、貴重な選手だ。
さらに、ボールが良く収まる。173cm、63kgと、決して体は大きくはないが、「強くない分、競りながら相手の力を利用して抜けるのが上手い」と、楠瀬直木監督も彼のキープ力を高く評価している。加えて、かつてはボランチなどのパサーだったというだけあって、パスの精度も高く、巧い。
だが、彼の最大の魅力は、"熱さ"ではないだろうか。華奢に見える体や甘いマスクから、一見プレーもスマートそうに見えるが、「ガットゥーゾみたいな熱い選手が好き」と言うだけあって、実際のプレーにも泥臭さが滲み出ている。
実は、トップチームから離れてしまったことで、「少しメンタル的に落ちていた」という南。楠瀬監督も、「気持ちにムラがある」と、指摘していた。だが、予選を戦う中で、「最大の収穫は、南のムラっ気がなくなり、貪欲さが戻ってきたこと」と、指揮官は喜ぶ。また、南自身も「ユースでやるべきことをやって結果を残せば、必ずまたトップに呼んでもらえるはず」と、気持ちの整理ができたようだ。まず目指すべき目標は定まった。豊かな発想、高い技術、熱いハートを持つ南秀仁。必見です!
2010.12.08 Reported by 上岡真里江
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