12/11 13:00 神戸 vs 札幌@ホームズ
★Jユースカップ2010特集
★Jユースカップ2010出場チーム紹介
小川慶治朗にとっては、サッカー人生を左右するといってもいいほどの経験を積んだ2010年だったに違いない。
クラブ史上初めて、2種登録選手としてトップチームの戦列に加わった今季。3月27日の横浜FM戦でJリーグデビューを果たして以来、出たり、出なかったりの状況が続いていたが、チームが残留争いに巻き込まれた終盤の厳しい時期にチャンスを手に。10月23日の名古屋戦から最終節の浦和戦まで、8試合続けてレギュラーの座をものにし、前線を活性化した。苦しい戦いの中で奪ったゴールは2つ。プロ初ゴールを決めたG大阪戦と残留を決めた浦和戦だ。いずれも強豪相手から値千金のゴールを奪い、チームの勝利を後押しするとともに、最大の目標だった『残留』の立役者にもなった。
試合を重ねるごとに、精悍さを増した顔つきを見ていると現役高校生であることを忘れそうだが、ピッチを離れた素顔には18才のあどけなさも残る。先輩選手たちの高級車が並ぶ練習場には毎日、自転車で通勤。練習の合間を縫って、高校の宿題に追われることもあった。何より、9月に行われた『高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会』にも出場していた事実が、彼が高校生であることの何よりの証拠だろう。同世代である宇佐美貴史(G大阪)らはトップ登録をしているため、ユース年代(2種)の大会に出場することは出来ないが、小川は違う。トップチームの中で揉まれながら自らを鍛える一方で、時にユースの試合にも出場しながら試合経験を積み、今の自分を作り上げてきた。その小川にとってこのJユースは、高校時代、最後の大会となる。J終盤の連戦の疲れを考慮し、出場の可否は現時点で未定だが、本人は意欲的。出場となればJリーグでの経験をピッチで示してくれることだろう。
「トップで使ってもらっていたからこそ、逆にユースの試合に出ることをプレッシャーを感じる部分もあるけど、自分が積んで来た経験を魅せないといけないという思いは強い。やるからには当然、優勝を目指して戦います。」
2010.12.08 Reported by 高村美砂
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