今季の最終節は、アウェイの富山戦でした。クラブ初のシーズン勝ち越しをかけて2点のリードを奪ったものの、終わってみれば3−3のドロー。その中で終了間際に同点ゴールを決めたキャプテン福田健二は「目標としていた8位に届かなかった(最終順位は11位)ことは残念。来シーズンの課題として、チーム一丸となってさらに上を目指したい」と振り返りました。
その最終戦の翌日、地元愛媛でファン感謝祭が行われました。およそ450名のサポーターが集まった会場では、今季のダイジェストVTRが流れたり、「伝言ゲーム」など選手とサポーターが一緒になってのゲームが行われ、笑い声が絶えませんでした。また、フリータームではそれぞれのサポーターがバルバリッチ監督やお目当ての選手にサインを求めたり、クラブを去る選手たちには感謝の気持ちを伝えていました。もちろん、最後には今季のJリーグを盛り上げた愛媛のキャラクターたちも登場。『J's GOAL J2シーズン表彰2010 話題賞』の表彰が行われ、福田キャプテンからトロフィーを受け取りました。本当に、2時間あまりの感謝祭はあっという間。参加した人は、このメンバーで集う最後のひと時を噛み締め、たくさんの思い出を作ったことでしょう。
ファン感謝最後には、簡単な会見も行われましたので、ここで選手たちのメッセージをご紹介します。
●福田健二選手:
「シーズン当初に目標としていた8位以内という成績には届きませんでしたが、今シーズンやってきたことを今後につなげないといけないと思います。個人的には久しぶりに日本でプレーをして、色々な部分に戸惑うこともありました。例えば気候に関しては、海外では夏に試合をしていなかったので今シーズンは勉強になることもありましたし、今後の課題になったと思います。ただ、チームは来シーズンもひとりひとりが高いモチベーションで臨めば、もっと高い位置へいけると思います」
●小原章吾選手:
「チームとしては成長を感じられた1年で、やりがいもありました。もちろん、まだまだのところもありますが、収穫は多かったと思います。自分たちは強いチームではないということを自覚し、ハードワークをしたりサボらないということを徹底し、それが失点の少なさにも繋がったと思っています。個人的には怪我もあり、それは自分のせいなので力不足を感じています。来季はシーズンを通じてピッチに立ちたいと思います。そして最低でも11位以上、そしてもっと上の順位を目指したいと思います」
●内田健太選手:
「怪我もあって、満足はしていません。その中でも、出た試合で得点を取ったり、アシストに絡めたことは収穫だと思います。J初ゴール(第24節・札幌戦、動画)は嬉しかったし、そこが出発点だと思います。(徳島戦のゴールがサポーターに愛媛FCの今季ベストゴールに選ばれ)あのゴールは自分の中でも最高のゴールだと思うし、選んでもらえたことは嬉しいです。フリーキックは強い気持ちでいかないと入らないし、これからも気持ちを出して蹴りたいと思います。常に前に進まなければならないし、オフを有意義に過ごして来季につなげたいと思います」
以上
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2010.12.08 Reported by 近藤義博
J’s GOALニュース
一覧へ【J2日記】愛媛:2010愛媛FCファン感謝祭、開催!(10.12.08)
(C)近藤義博
今年もファン感謝祭の会場に置かれていた、クリスマスバージョンのぬいぐるみ。これを見ると、シーズンが終わったことを実感します。
(C)近藤義博
バルバリッチ監督と記念撮影。普段は難しい、監督とのツーショットが実現できるのもファン感謝祭ならでは。
(C)近藤義博
子どもたちのサインに応じる福田健二キャプテン。J復帰初年度となった今シーズンは、クラブ最多の7ゴールを決めました。
(C)近藤義博
ファン感謝祭の最後は、サポーターが選手をお見送り。今季限りでクラブを去る選手は、たくさんの花束やプレゼントを抱えていました。
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