11月14日(日) 2010 J2リーグ戦 第34節
大分 0 - 0 福岡 (19:34/大銀ド/9,410人)
スカパー!再放送 Ch181 11/16(火)前04:30〜
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大分のプランは明確だった。後ろに重心を置きながらも丁寧にパスをつなぎ、流動的にポジションを変える3トップにパスを送り攻撃を仕掛けた。
序盤こそ膠着状態が続いたが、20分過ぎたあたりから大分がペースを掴む。「守備的でなく攻撃的な姿勢を貫けたと思う。ここ数試合のなかで一番良かった」と菊地直哉が振り返るように、一人ひとりが前にボールを運ぶ意識が高かった。とりわけ宮沢正史、菊地は攻撃のスイッチとなるような意志を込めたパスを前線に通した。2人のパスに呼応するかのように、全体の運動量が上がり、決定機を幾度とつくった。ただフィニッシュの精度が低く、得点には至らずスコアレスで前半を折り返した。
後半も先に主導権を握ったのは大分だった。昇格を目前にしたプレッシャーで動きの重い福岡に対し、前半同様に自陣からパスをつなぎ、チャンスとみるや前線へボールを送り込む。敵陣ではサイドに開いた河原和寿、土岐田洸平に両ウィングバックが絡み、執拗にサイドを攻め立て何度もゴールを窺った。再三のチャンスをものにできなかった森島康仁は、7試合ぶりの先発出場で気負い過ぎたのか「落ち着いて打ったつもりだが、試合感覚がなかったんでしょうか。自分を信じきれなかったのかも。もっと練習するしかない」と反省の言葉が多かった。森島だけが責任を負う必要はないが、攻勢時に得点できなかったのは決定力不足と言う他ない。
惜しまれるのは、退場者を出し残り10分余りを守備の時間に費やしたことか。83分にはクロスから中町公祐にドンピシャのヘッドを放たれヒヤリとする場面があったが「コースが甘く助かった。ラッキーでした」とおどけた清水圭介のファインセーブで敗戦は逃れられた。
「チャンスの数では福岡より多かった」(清水)のは確かだが、スコアレスドロー。シーズンの早い段階から今日のような戦いを続けていれば、目標だったJ1昇格の目標は決して難しくなかった、と言えるパフォーマンスだった。今となっては余りにも遅すぎるのだが…。
そして、バトル・オブ・九州は6戦目にして勝利なし。九州で唯一タイトルを手にしたチームとしては寂しい結果だ。残す熊本、鳥栖戦では意地を見せてもらいたいものだ。
以上
2010.11.15 Reported by 柚野真也
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