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【J2:第31節 岡山 vs 岐阜】レポート:岡山の前半2点リードは、ゲーム終盤20分間の岐阜・猛攻でドローに引き戻される。(10.10.24)

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10月23日(土) 2010 J2リーグ戦 第31節
岡山 2 - 2 岐阜 (13:03/津山/4,025人)
得点者:19' 後藤圭太(岡山)、38' 岸田裕樹(岡山)、65' 押谷祐樹(岐阜)、89' 朴基棟(岐阜)
スカパー!再放送 Ch183 10/26(火)後01:30〜
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「相手の追いつきたい気持ちが、我々の逃げ切りたい気持ちを上回った」と、岡山・影山雅永監督は試合後に語った。2-0を勝ちきる難しさと同時に、かつての、似た展開から後半に追いつかれ、ロスタイムに勝ち越された天皇杯2回戦(vs福岡)についても言及。たしかに、とりわけペシミストではなくても、前半2点リードした時点で9月頭の天皇杯のゲームが観客の頭にはよぎっただろう。兜の緒を締め直して後半に臨んだ岡山だったが、後半20分、カウンターで押谷祐樹に決められた1点からとめどなく続いた岐阜の猛攻に、同点を許してしまった。岐阜はこれでアウェイの3戦を連続でドローに持ち込み、まずまずの結果を持ち帰ることになった。

実際のところ、前半の岐阜はミスが多く、戦術を変えて同点に追いついた結末自体に、底力が感じられる。前半は「慣れないピッチでボールコントロールに手間取ると、その瞬間にプレッシャーを掛けられ、前に仕掛けることがまったく出来なかった」(岐阜・倉田安治監督)。岡山は前半19分、小林優希が放ったシュートのこぼれ球を、CB後藤圭太が記念すべきJ初ゴールを右足で決めて先制。その後も両サイドハーフの小林、川原周剛とFW岸田裕樹、白谷建人と前線4人の連係からゴールに迫り、前半38分には、川原がニアに蹴り込んだコーナーキックを岸田が頭で合わせ、鮮やかな追加点を上げる。対する岐阜は、失点後の前半22分にボランチ・菅和範を投入。前半34分にはフリーになった佐藤洸一のシュートなど、惜しいシーンがあったが、近藤徹志と後藤の両CBと、第25節以来の出場となったGK真子秀徳のクリアでゴールを守り、岡山の2点リードでゲームを折り返した。

ハーフタイムに岐阜は、「不安定になっても構わないから、バイタルエリアに仕掛けよう」と指示を出し、具体的には押谷をファーストトップに入れ、シンプルに裏を狙った。岐阜が1点を返したのは、後半20分。岡山が曖昧に出したボールを押谷がカットし、ゴールまで持ち込んだ。その後は、「相手がバイタルエリアにつけて、飛び出す戦い方に変え、布陣をダイアモンドから3トップ気味にと変えていったことで、バタバタして対応できなくなった」(影山監督)岡山。後半31分に入ったFW朴基棟は、岐阜の攻撃を勢いづけた。惜しいセンタリング直後の後半44分、フリーキックからのボールを朴が押し込んで、ゲームは振り出しに戻った。第7節以来の出場とJ初ゴールについて、「流れも変えられたし、ゴールという結果も残せてよかった」と朴は話す。

公式記録のシュート数は岡山が9本、岐阜が6本。岡山が守備に追われた時間は、最初の失点からロスタイム4分の表示が出るまでの約25分間続いたが、最後には攻める形を取り戻した。なんとか凌いで、天皇杯2回戦と同じ轍は踏まなかった岡山。そして勝ち越しゴールまでは生まれなかったが、後半にみごと立て直した岐阜。互いに悔しさが残るのは当然のこととして、今日のポジティブな点を取り出して、残り7試合を存分に戦い抜くための糧としたい。

以上

2010.10.24 Reported by 尾原千明
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