10月17日に、佐賀県陸上競技場で鳥栖とのアウェイでの試合が行われました。シーズン前から移籍を含めた因縁がないとは言えない対戦。さらに前回の三ツ沢での試合は4-0と横浜FCが圧勝。鳥栖サイドとしては、因縁を踏まえて全力でリベンジを果たしに来るのは間違いないはずです。試合前から変な緊張感に包まれるのではないかと思ったくらいです。しかし、変な緊張感というものはほとんどなく、ピッチ上のプレーにその思いが集約される、これぞプロの試合になりました。
試合前、横浜FCの選手・監督が入ってくると、鳥栖の顔見知りのスタッフ、メディアの方が行列を作って挨拶をします。芝の養生の関係で、開催がべアスタでないことに引っ掛けて、岸野靖之監督が「まだべアスタには足を踏み入れることは許されないんですか(笑)」と冗談を言う場面がちょっとした因縁を感じさせたぐらい。選手紹介でもブーイングもほとんどなく、逆にカズの紹介で大きな拍手が起きました。シーズン途中で鳥栖から横浜FCに移籍してきた野崎選手も「拍子抜けした感じ」とのこと。
しかし、一度試合が始まると、両者の執念がぶつかったエキサイティングなゲームでした。ゲームの内容は、サカクラゲンさんの素晴らしいマッチレポートをご覧いただきたいのですが、前半は鳥栖が前回対戦のリベンジを果たすべく万全の横浜FC対策を実らせれば、後半はまさに岸野流の『根性』を横浜FCを見せつけます。4-4というスコアは、サッカーではあまり見られないスコアですが、この試合に賭ける両チームの思いがそのまま現れたと言って良いでしょう。これぞ、いい意味での因縁に昇華したんじゃないかと思っています。
以上
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2010.10.18 Reported by 松尾真一郎
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