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【J1:第25節 C大阪 vs 新潟】レポート:C大阪が新潟を振り切り、4戦ぶりの勝利!丸橋のJ1初ゴールが決勝点!(10.10.03)

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10月2日(土) 2010 J1リーグ戦 第25節
C大阪 2 - 1 新潟 (16:04/金鳥スタ/8,041人)
得点者:27' 播戸竜二(C大阪)、72' 大島秀夫(新潟)、84' 丸橋祐介(C大阪)
スカパー!再放送 Ch183 10/4(月)前08:00〜
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第21節大宮戦以来、4戦ぶりに金鳥スタでのホームゲームに臨んだC大阪。アドリアーノの出場停止により、前節に引き続き今回も播戸竜二が1トップを務め、昨シーズンのJ2で51試合中50試合に先発出場していた石神直哉が、左サイドバックで今季J1初先発。また、家長昭博の累積警告による出場停止に伴い、3シャドーの一角に入ったのは、これまで左サイドバックを務めていた丸橋祐介。このプロ2年目、C大阪育成組織出身、W杯中断明けからレギュラーを勝ち取った20歳が、試合後にはヒーローになる。

試合は前半、ホームのC大阪がゲームを支配。新たな1トップ3シャドーがリズムのいいコンビネーションを見せ、両サイドバックも積極的にオーバーラップ。また、マルチネス、アマラウの両ボランチが厳しいプレスをかいくぐって前線へ配球し、攻撃に厚みを持たせていくと、27分、先制に成功する。決めたのは、播戸。その約5分前にはGKと1対1になるチャンスを外していた11番だったが、アマラウの強烈な右ミドルをGKが弾いた瞬間は見逃さず。「タイミングも見計らっていたので、オフサイドにならないように、ラインを見ることを考えていた」と、こぼれ球に的確に反応すると、最後は冷静に左足で押し込んだ。

ムードメーカーのゴールで押せ押せになるかと思われたが、その後の追加点のチャンスを決め切れないC大阪。後半も、乾や丸橋らが次々と決定機を逃してしまうと、「決めるべきときに決めないと、やられてしまう。そういう典型的な流れになってしまった」と、レヴィークルピ監督も言うように、新潟の反撃にあい、74分には同点弾を許してしまった。

それでも、再び攻勢をかけたC大阪が勝ち越したのは終盤の84分。乾貴士の右クロスに小松塁が太ももでプッシュ。ボールは一度、右ゴールポストに当たってしまうが、そのこぼれ球に詰めていたのは、丸橋だった。「ポストに当たって、後ろにこぼれたので、シュートを打とうとだけを考えていた」28番は、素早くターンして左足でゴールに流し込んだ。J1初得点が価値ある決勝点となった丸橋は、イレブンから手荒い祝福を受け、もみくちゃになりながらも、屈託のない笑顔で喜びを爆発させた。結局、2-1と競り勝ったC大阪はリーグ戦4試合ぶりの白星。なんとか優勝争いにも踏みとどまった。

対する新潟は、チームを牽引するマルシオ リシャルデス、ミシェウが今節も欠場し、U-19日本代表の酒井高徳、加藤大も不在という厳しい状況のなか、センターバックにJ1で2試合目、初先発となった鈴木大輔が入り、前線は右に田中亜土夢、中央に大島秀夫、左に?永哲が並ぶ3トップを敷いて、4-3-3の形でC大阪とのアウェイ戦に臨んでいた。

劣勢だった前半から、1点ビハインドの試合途中にシステムを変更し、本間勲と千葉和彦のダブルボランチにして修正を図ると、活路を開き、反撃もかけた新潟。そして、C大阪が追加点を決め切れない状況が続くなか、相手にさらなるプレッシャーをかけ続けると、曹永哲、途中出場の明堂和也、大島が絡んで生まれたゴールにより、一度は試合を振り出しに戻した。しかし、「同点に追い付いた時点で、勝ち越しができないと、上には行けないのかなと思った」と本間も言うように、次の勝機を活かせず、終盤に失点。これが最後まで響き、チームとしても5試合勝利から見放される形となった。

ともに次週はJFLのチームを相手に、天皇杯3回戦に臨むC大阪と新潟。C大阪にとっては今節の勝利の勢いを継続してJ1優勝争いにつなげるという意味で、新潟にとっては悪い流れを断ち切るという意味で、それぞれ重要な試合になるだろう。

以上

2010.10.03 Reported by 前田敏勝
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