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【J1:第25節 神戸 vs 川崎F】レポート:立ち上がりのゴールが響き神戸が大敗。川崎Fは6試合ぶりの無失点で5位浮上。(10.10.03)

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10月2日(土) 2010 J1リーグ戦 第25節
神戸 0 - 4 川崎F (13:04/ホームズ/8,707人)
得点者:2' ジュニーニョ(川崎F)、52' 黒津勝(川崎F)、67' 田坂祐介(川崎F)、83' ジュニーニョ(川崎F)
スカパー!再放送 Ch183 10/4(月)前05:00〜
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前半戦に行われたアウェイでの同カードでの対戦において、開始6分という早い時間帯に先制点を許してしまった反省から、試合の『入り方』、立ち上がりの時間帯には注意していたはずの神戸だったが、開始からわずか2分に川崎FのFWジュニーニョに先制ゴールを許してしまう。しかも、気持ちを仕切り直して迎えた後半も開始から7分という早い時間帯に失点。この2つのゴールが、神戸のゲームプランを、明暗を、大きくわけることになったのは明らかだった。
前節と同じメンバー、布陣で迎えたこの日の川崎F戦。わずか2分でのまさかの失点に立ち上がりはチームに大きな動揺を生んだのだろう。15分過ぎまでは再三にわたって川崎Fの攻撃にさらされる時間が続く。だがこの厳しい時間帯を何とか凌ぐと徐々にペースは神戸に。遠目からのミドルシュートなどでゴールへの意欲を示すが、川崎Fの集中も途切れない。MF稲本潤一、MF中村憲剛によるボランチ2枚とDFラインの連携も安定しており、神戸の攻撃の芽をことごとく摘み取ってから、鋭くカウンターを仕掛けてくる。

お互い一進一退の攻防戦を凌ぎ、川崎Fの1点リードで迎えた後半。神戸はスタートからFW吉田孝行に代えてFW我那覇和樹を投入。50分にはそのFW我那覇から前線に送られたボールにあわせて抜け出したFW茂木弘人が決定的なシュートチャンスを得るが、右足で放ったシュートはゴール左へ流れ、ゴールを奪えず。逆に、その直後、52分には左サイドのFWジュニーニョからのアーリークロスをFW黒津勝に左足で決められ、またしても立ち上がりの時間帯に失点を喫してしまう。
「後半いくぞ、というタイミングでうちは決められず、相手に決められてしまい更に流れが難しくなった」
神戸・DF北本久仁衛が振り返った通り、前半同様に出ばなをくじかれる展開となってしまった神戸。更に、MF三原雅俊に代えてMF田中英雄を投入しようとした矢先の67分には、直接フリーキックを川崎FのMF田坂祐介に決められ0−3とリードを広げられてしまう。
そのMF田中を含め、75分にはFW茂木に代えてMF小川慶治朗を投入するなど、神戸はビハインドを負った展開の中、攻撃的な選手を次々と送り込みゴールを目指したが、前がかりになり、バランスを崩したところを効果的に突いて来た川崎FのFWジュニーニョに83分、だめ押しとなる4ゴール目を決められて万事休す。過去、ホームズスタジアムでは2勝1分と無敗だった相手から黒星を喫し、勝点を積み上げることはできなかった。
対する川崎Fはヤマザキナビスコカップ準決勝第1戦から中2日、しかもアウェイ連戦というハードスケジュールの中で、2分での先制点に始まって、公式戦3戦連発となったFW黒津をはじめとする攻撃陣が効率よく得点を重ねて0-4と勝利を引き寄せた印象だ。中でも目を惹いたのは守備面での安定だろう。ハードスケジュールでの一戦で、この日も川崎Fペースで進んだ時間帯ばかりではなかったが、最後までGK相澤貴志を中心とした集中力の感じられる守備力を示し、リーグ戦では6試合ぶりの完封勝利。前節・G大阪との上位決戦で敗れ、下降気味になった流れを、またヤマザキナビスコカップ準決勝・磐田戦で見事に軌道修正して勝点3を積み上げ、再び上位チームににじり寄った。

以上

2010.10.03 Reported by 高村美砂
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