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【J1:第24節 F東京 vs 大宮】レポート:大熊東京初陣を飾れず。大宮の一手が勝敗を分ける。(10.09.26)

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9月25日(土) 2010 J1リーグ戦 第24節
F東京 0 - 1 大宮 (13:04/味スタ/17,477人)
得点者:73' 金久保順(大宮)
スカパー!再放送 Ch181 9/27(月)前11:30〜
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F東京は、味の素スタジアムで大宮と対戦して0−1で敗れた。大宮の12本を上回る20本のシュートを放ちながらもゴールは遠く、大熊東京の初陣を飾ることはできなかった。大宮はMF金久保順のリーグ戦初ゴールで先制し、残留を争うライバルから貴重な勝点3を奪った。

F東京は、ゲームが進むにつれて疲労の色が濃くなっていった。前半開始から高い強度のプレーを続けた。飛ぶ、走る、体をぶつける。体力を奪うプレーの連続だった。前半からパワフルな攻撃で大宮ゴールへと迫った。前線の平山めがけてロングボールを蹴り入れると、そのセカンドボールを拾った。縦パスを合図に後ろから選手が押し上げて攻撃に厚みを加えていた。ただ、当然そのプレーを90分間続けるほどのゲーム体力は一朝一夕では身につかない。小平グランドでの練習量を増やしたが、わずか4日間だけで劇的に変わるほど、サッカーはやはり甘くなかった。
大宮・鈴木淳監督はそれを見逃さなかった。前半から続いた、東京の苛烈な攻撃を耐えると、63分、攻撃の一手を打った。
「李天秀を中盤に入れてある程度、ボールを自分たちの支配下に置いておきたいという狙いだった」(鈴木監督)
中盤の右サイドで先発していたMF藤本主悦に代えてFWの石原直樹を投入した。石原は2トップの一角に入り、李天秀を右サイドにスライドさせた。李天秀の入った右サイドを起点にカウンターを仕掛け、ゴールへと迫った。
先制点は63分。こぼれ球を拾ったラファエルが、ファーサイドへと浮き球のパスを送ると、それを金久保がDFに競り勝って頭でゴールネットを揺すった。「記憶にない」(金久保)というヘディングでのうれしいリーグ初ゴールで大宮が先制した。そのわずか数分前、李天秀からのセンタリングをラファエルが右足で合わせたシュートがゴールラインを割っていたように見えたが、ノーゴールと判定されていた。「前節の鹿島戦は、メンタルの部分を乱して自分たちから崩れていくゲームでした。その教訓を生かすことができた。ペースを乱すことなく、精神的に安定したプレーが出せたことが今日の一番の勝因」と、鈴木監督は選手を称えた。
「後半落ちてきたときほど、バランスをよく見て判断しなければいけない。森重が前線に上がった時も、サイドバックがでて後ろがスカスカの状態になった。森重が上がるのなら両サイドバックはオーバーラップを自重しなければいけない。ただ、それは意識したり、練習の中で解決できる部分でもある」(徳永悠平)
大宮の攻撃を防ぎきれなかったのは、徳永が語る守備の乱れが原因でもあった。前への意識が高く、攻撃にも迫力は生まれていたが、人数をかけすぎて不要なカウンターも食らってしまった。また、攻守が激しく入れ替わるプレーの連続の中で、どこで時間を作るのかも今後の課題だ。相手の守備組織が整っている状況で、確立の低いロングパスを合わせてもセカンドボールを拾うのは至難の業だ。ボールを支配下に置きつつ、人数を整えた状態からFWの足下にクサビのボールを打ち込む攻めも加えていきたい。整備は急務だ。時間との戦いになるかもしれない。
残り10節―
K.Oだけはごめんだ。10カウントを告げられる前に、立ち上がって両腕でファイティングポーズを構えなければいけない。

以上

2010.09.26 Reported by 馬場康平
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