9月25日(土) 2010 J1リーグ戦 第24節
神戸 0 - 0 C大阪 (15:05/ホームズ/12,775人)
スカパー!再放送 Ch181 9/28(火)後09:00〜
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和田体制としての2試合目となるホーム・ホームズスタジアムでのC大阪戦。
「今日は今季、和田さんが監督になってホームでの初試合ということもあり、たくさんのサポーターがスタジアムに来てくれて、とてもいい雰囲気を作ってくれた」
とは試合後のDF北本久仁衛だが、その言葉通り、試合前から和田体制を後押しするサポーターの心強い声援が、選手たちを、ホームズスタジアムを熱く盛り上げる。
その声援に、サポートに、プレーで応えようという思いが強かったのだろう。神戸イレブンはキックオフから、集中したパフォーマンスでを展開。DFラインを高めに保ちながら、攻守に連動してペースを掴む。開始早々の9分には好位置でFKのチャンス。残念ながら“名手”MFポポのキックは左ポストを叩き、そのこぼれ球につめたDF北本のヘディングシュートも枠をとらえることは出来ず。先制のチャンスこそ逃してしまったが、試合のイニシアチブは渡さない。その後は、ラストパスの精度が今ひとつ悪く、さほど大きなチャンスこそ見出せなかったものの、全体をコンパクトに保ちながらアグレッシブな姿勢でC大阪を圧倒。右サイドバックのDF石櫃洋祐、左サイドバックのDF近藤岳登の二人も、もともと攻撃能力の高い選手とあって、バランスをみながら積極的に攻め上がり、それによって生まれるスペースは、ボランチとCBバックの二人が落ちついて対応するなど、全体が連動した安定した試合運びをみせる。
前半のパフォーマンスからして「あとは点を獲るだけ」という状況で迎えた後半だったが、前半以上にアグレッシブさが見られたのはC大阪だった。ただし、それに対応する神戸の守備意識も高く、1トップのFW播戸竜二を含めたシャドーの3人にスペースを与えない。その中では幾度か突破を許しはしたものの、ピンチには、この日再三にわたって好セーブをみせていたGK徳重健太も含めて全員がしっかりと身体を張り、ゴールを許さない。一方、『攻め』においても、守勢にまわる時間が増えたとはいえ、完全に『受け』に回ることはなく、ボールを奪った際には、鋭いカウンターでゴールへの意欲を示す。ただ、クロスの精度、ラストパスの精度は相変わらず低く、なかなか決定的な形を作り出せない。
それでも「勝たなければいけない。勝ちたい」という意識が最後まで選手を走らせたのだろう。終盤になっても走力を示したカウンターからFW茂木弘人やDF石櫃が積極的にゴールを狙いにいくなど、得点への意欲を示した神戸だったが、いずれもゴールネットを揺らすことはできず。前節に続き、またしても引き分けで試合終了。
内容的には90分にわたって、連動した攻撃、集中した守備を示せたこと。また、敵将・レヴィー・クルピ監督から「両チームの選手が戦うスピリット、気持ちを前面に出していました。特に神戸の選手からは並々ならぬ意志の強さを感じることができました。そうした要因からなかなか技術的にボールを繋げない試合になりました。神戸はいつもこのような試合をしていれば簡単には負けないチームだと思いました」と賛辞を受けたように、『勝利』への執念が強く感じられたからこそ、『勝点3』を得られなかったのは残念な限りだが、明らかにチーム状態は上向きにある。今は『負けなかった』事実をプラスに考えて、前を向きたい。
以上
2010.09.26 Reported by 高村美砂
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