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【J1:第24節 神戸 vs C大阪】C大阪側レポート:悔しいスコアレスドロー。C大阪は9月未勝利に終わる(10.09.26)

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9月25日(土) 2010 J1リーグ戦 第24節
神戸 0 - 0 C大阪 (15:05/ホームズ/12,775人)
スカパー!再放送 Ch181 9/28(火)後09:00〜
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試合前、「ガツガツくるイメージがある」と神戸の印象をDF丸橋祐介は語っていたが、実際に試合に入っても、神戸のフォアチェック、組織的なプレスに、C大阪は苦しめられる。レヴィークルピ監督が「並々ならぬ意志の強さを感じた」という相手に、前半は自陣へと押し込められる時間が続いた。出場停止のアドリアーノに代わって7試合ぶりに先発したFW播戸竜二にも、なかなかボールが渡らず。「相手も組織的で、グラウンドも悪くて、あまりボールがつながらなかった」(MF家長昭博)こともあって、家長、乾貴士、清武弘嗣の3シャドーもリズムが作れない。逆に神戸の勢いをファウルで止めてしまうことも目立ち、家長に至っては早々に警告を受けてしまった。

ただ、「なかなか点が取れなくても、じれないで、あまりバランスを崩さずにしていた」(DF茂庭照幸)守備の頑張りもあり、神戸の攻勢を耐え凌ぐと、マルチネス、清武弘嗣らが積極的にボールに絡んで、C大阪も徐々にチャンスを作り出していく。

その流れがさらによくなったのは、0-0で迎えた後半の15分間。神戸を押し込み続けて、ゴールに立て続けに迫っていく。しかし、53分の清武のシュートも神戸DFに当たって枠を捉えきれず。63分と66分にやってきた播戸の決定機も、GK徳重健太に弾かれてしまい、ゴールを割ることができない。

業を煮やしたレヴィークルピ監督は、73分、家長、播戸に代えて、小松塁、そして、この試合がJ1デビューとなる永井龍を同時にピッチへ投入。前線を活性化して、何とか1点を取りに行ったが、神戸とのカウンター合戦、オープンゲームの様相のなかで、守りは破たんすることはなかったものの、肝心の攻撃は不発に。結局、スコアレスのままタイムアップ。勝点1を獲得するも、この9月は2分け1敗と未勝利で終わってしまった。

「相手もある程度90分頑張っていて、こっちもうまくできなかったが、1点を取れれば勝てるゲームで、僕らが1点取れなかったのが、その(勝てなかった)要因」というのは家長。播戸も「前がしっかりと1本でも決めていれば、勝点3が取れたので、そこは僕たちの力不足。もっと練習しなければいけない」と、攻撃陣は反省の弁を述べていた。

それでも、「特に心配する結果ではない」とレヴィークルピ監督。「互角以上の試合をしながら、しっかり勝点を積み重ねたという捉え方もできる。チームとしてのパフォーマンスは安定している」と、イレブンには一定の評価を下していた。

次節はアドリアーノに加えて、家長も出場停止。さらに、今日デビューを飾った永井もU-19日本代表合流のためチームを離れるなど、苦しい状況を強いられる。しかし、指揮官は「出場できない選手にかわって、決して彼らにひけをとらない選手たちがいい準備をして試合に臨んでくれることと思う。だからこそ私は自信を持って彼らをグラウンドに送り込みたいし、彼らには自信をもって自分の力を見せつけて欲しい」と、バックアップに控える選手たちの奮起を促していた。

首位名古屋とは勝点差10。優勝には厳しい位置だが、「最後まであきらめずにやるのは当然だが、今は上を気にするより、最近勝てていないので、まず1勝できればと思う」と家長。「ここ3試合で2分けというのはつらいですが、後ろは大崩れしないようにやっていけば、少なくとも勝点を少しずつでも積み上げていけるので、続けていきたい」と茂庭。希望を捨てず、自分たちのサッカーを取り戻して、再び旋風を巻き起こすことが、10月からのC大阪の課題となるだろう。

以上
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