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【J2:第28節 東京V vs 北九州】プレビュー:何が何でも前回対戦の雪辱を果たしたい東京V。苦悩が続く北九州は、初勝利の好印象残る相手に2連勝なるか?(10.09.26)

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9月26日(日)J2 第28節 東京V vs 北九州(17:00KICK OFF/味スタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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1シーズン2回の対戦で、同じ相手に2敗を喫することは許されないというのは定説だろう。その意味でも、今節の相手・北九州には、「負けられない、というよりも、絶対に勝たなきゃいけない」(飯尾一慶)。

忘れもしない第3節。東京Vにとっては開幕から2試合目に組まれた同カードで、東京Vは主導権を握りながらも、J昇格元年の北九州の必死の守りを崩しきれず、敗れた。
「今でも展開は鮮明に憶えている。今考えても、なんで?って思うぐらい、まったく上手くいかなかった」(飯尾)
「あの時は、自分のことで精いっぱいで、周りが何も見えていなかった」(高木俊幸)
など、選手たちにとっては、重く悔しい記憶としてハッキリと刻み込まれているという。
だが、一方では、川勝良一監督の話す「あの時とは、メンバーもチーム状況もまるで違う。参考にはならない」というのも事実だろう。それは、開幕当時のサッカーと、現在を見比べれば、一目瞭然だ。チームの進化を証明するためにも、「今度は絶対に雪辱を晴らす」と、高木俊は力強く誓った。

前節の徳島戦、東京Vは3点をリードしながらも、2点を取り返されての辛勝となった。失点の原因をGK土肥洋一は「2失点ともDFのちょっとしたミスだった」としながらも、それ以上に「3点リードしてからの攻撃の終わらせ方」を課題に挙げた。例えば、サイドから攻撃をしかけ、シュートを打つ選択肢もあるところで、セーフティに中にパスを入れてしまって、キープできずに奪われてカウンターを食らった場面。「もし、1−0の状況だったら、まずサイドのところで積極的にシュートを打っていたはず。『回そう』の意識が、大量得点の余裕によってマイナスに働いてしまった」。その点について、川勝監督も「シュートを打てるシーンで打たないと、(2失点という)怖いことになる。丁寧につなぐのも大事だけど、大胆になるところはならないと、相手に付け入る隙を与えてしまう。3点で満足せず、4点、5点とたたみかけられるようにならないといけない。今後、強いチームになっていくための、良い経験にしてほしい」と語っている。

また、高木俊も、「3点差で、どこかでスキがあったのかもしれない。もっと攻撃のアイデアを出そうとして使ったトリックパスをゴール前で奪われて失点してしまった。ああいう場面で確実なプレーをしないと、下手したら追いつかれていた」と猛省。セーフティリードなど存在しないことを、改めて肝に銘じていた。

一方で、プラス材料は、得点力が確実にアップしている点ではないだろうか。前節でも2点を挙げた高木善、高木俊は絶好調。また、飯尾一慶、阿部拓馬、井上平も得点意欲旺盛で、積極的なプレーが目立つ。和田拓也、福田健介の両サイドバックの攻撃参加も見応えがある。そして、さらに今節は、いよいよ河野広貴の出場停止が明ける。調整中だが、平本一樹の存在も欠かせない。川勝監督は、どの組み合わせを、どのタイミングで起用するのか。この試合だけではなく、今後の楽しみとも言えるだろう。個性強い集団の、アイデア溢れる攻撃に、ぜひ期待したい。

対する北九州だが、23試合連続勝ち星なしと、初年度とはいえJの厳しさに苦しんでいる。ただ、ここまでの成績は、1勝11分14敗だが、その1勝は、第3節で東京Vから奪い取ったものである。「相手は、絶対に『また勝てる』って、得意意識を持って戦ってくると思う」と、東京V・高木俊が話していたが、実際、北九州の選手にとっては、他のどのチームと対戦するよりも、良いイメージを持っているに違いない。今季の対戦成績だけで言えば、勝っているのだ。自信を持ち、メンタル的に優位に試合を進めていきたい。

なかなか勝ち星に恵まれないが、内容自体は、そこまで悲観するものでもないことは事実。特に、W杯中断前までは17試合で7点しか奪えなかった得点が、中断明け以降9試合で10点と、確実に得点力が増したことは、チームの成長と捉えていいのではないだろうか。

ただ、前々節はDFの空振りや守備の連係ミスによる2失点、前節はオウンゴールと、守備面が大きな課題となっているのも確かだ。特に、前回の対戦でも、徹底した粘り強い守備で東京Vから勝点3を奪っただけに、守備の立て直しは勝利への必須条件でもあり、且つ東京V封じの最善策と言えよう。

それに対して、東京Vは「どれだけ走って、どれだけ自分たちのサッカーができるか」(高木俊)。目指しているものに向け、今節も変わらず、一人一人がやるべきことをやるのみだ。

以上

2010.09.25 Reported by 上岡真里江
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