9月25日(土)J1 第24節 川崎F vs G大阪(19:00KICK OFF/等々力)
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20節の新潟戦を皮切りに3連敗していた川崎Fにとって、前節の湘南戦はまさに負けられない一戦となっていた。今季リーグ戦ホーム初黒星となった横浜FMとの等々力での敗戦後、順位は7位にまで降下。タイトル争いに絡むためにもこれ以上負けられないところまで追い詰められていた。だからこそ、苦手のアウェイマッチで6得点を畳み掛け、勝点3を手にした湘南戦の意味は大きかった。
勝点を38にした川崎Fが、今節ホーム等々力に迎えるのが、勝点40で4位につけるG大阪である。G大阪との対戦と言うと10節で行われた万博での4−4の乱戦が思い起こされる。共に攻撃的なチーム同士という事もあり激しい打ち合いとなったが、途中交代出場の楠神順平がプロ入り後初ゴールを決めたこの試合でハットトリックの大活躍を見せ、試合終了間際に同点に追いつくという試合だった。今季ここまで43得点のG大阪は、清水と並びリーグトップタイの得点力を見せる一方、川崎Fはこの上位2チームに次ぐ41得点でリーグ3位の得点を積み重ねてきている。そうした数字が残っている事もあり、この試合も激しい打ち合いが予想されている。
川崎Fの攻撃を牽引しつつあるのがジュニーニョだ。試合開始1分でゴールを奪った横浜FM戦に続き、湘南戦でも開始3分にゴールを決めて2戦連続ゴール。またこの湘南戦では、前半だけでハットトリックを達成しそれ以降も攻撃の起点となり続けた。そのジュニーニョはケガによる長期離脱から復帰後、わずか10試合で8ゴールと結果を残しつつある。ただ8ゴール中3ゴールは前節の湘南戦で記録したものであり、また複数ゴールはこの湘南戦が今季初めて。14節の京都戦で戦線に復帰して以来、コンスタントに試合に出続けてはいるが実際はトップフォームとは言いがたいパフォーマンスが続いており、だからこそ、湘南戦のハットトリックはチームを安堵させるものとなった。
「ここから先は自分たちのタイトルに向けていきたい」とジュニーニョは話しており、自分の事はさておき、チームの勝利が至上命題であるとのスタンスは崩していない。自分が得点できたとしても、チームが負けた際にはくやしがるジュニーニョらしい言葉ではあるのだが、そのジュニーニョはチームを勝利へと導くことができるのだろうか。
対するG大阪は前節のC大阪との大阪ダービーを3−2で制しており、3連勝と勢いが出てきている。このC大阪戦で鍵を握ったのが、安田理大の攻撃参加だった。宇佐美貴史の先制点の起点となった開始2分のプレーを皮切りに、常に高い位置をとり続け、C大阪にプレッシャーをかけ続けた。この大阪ダービーは、その安田のJリーグ初ゴールが決勝点となりG大阪が勝利しているが、安田のプロ初ゴールは川崎Fと対戦した07年のナビスコ杯決勝で記録したもの。苦杯を舐めさせられた過去があるという点でも、川崎Fにとって危険な選手であるといえる。
安田と共にG大阪の攻撃の核となっていたのが、トップに入ったルーカスである。ゴール前の相手ディフェンダーの密集地帯でも落ち着いてボールをさばき、味方選手のシュートを引き出していた。そんなルーカスのポストプレーについて横山知伸は「クサビは入れさせないのが一番ですが、入ったとしても挟むようにして対応したい。2列目から入る選手についていくのが課題だと思う」と自分なりの守備イメージを語っていた。
もちろんここに遠藤保仁や二川孝広といった選手が絡んでくるのは言うまでもない。これだけの攻撃のタレントが揃っていれば、抑える方もかなり苦労させられるのは確実であろう。川崎Fの選手たちは中盤で回される試合展開をある程度織り込んでおり、たとえば稲本潤一は「僕とDFとで挟めればいいと思う」と述べて最終ラインとの連携の重要性を指摘していた。
客観的な数字だけを見れば得点を奪い合う展開が予想されるのだが、果たしてその結末やいかに。勝点2差での直接対決という観点からも、注目される一戦である。
以上
2010.09.24 Reported by 江藤高志
J’s GOALニュース
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