9月23日(木)J2 第27節 徳島 vs 東京V(19:00KICK OFF/鳴門大塚)
スカパー!生中継 Ch184 後06:50〜
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四国ダービーでの敗戦。それだけでも十分苦い結果である。が、徳島にとって前節の負けはその苦さだけで終わらないものだったと言えよう。試合後会見での美濃部直彦監督の「上の順位を目指すという意味でも絶対に勝利しなければならない試合を落とし、非常に悔しい結果になってしまった」という言葉からも分かる通り、チームは上位陣に迫るチャンスを逃してしまったのだ…。22節以降の4試合負けなし(3勝1分)でグッと一気に差を縮めていただけに、やはり痛過ぎる敗戦としか言い様がない。
とは言え、それによる悔しさは誰より選手たち自身が一番感じているはず。また組織として反省すべき問題点も選手たちがよく分かっているに違いない。それだけに徳島は、「下を向いていても勝点は取れない」と続けた指揮官のもとショックを振り払い、メンタル面をしっかり切り替えて来る次の戦いに集中すべきだろう。
そしてその徳島は今節ホームに東京Vを迎えるが、東京Vとの対戦においてはいつも変わらない注意ポイントがある。それは今季、今節も同じで、ドリブルに対する守備。なぜなら東京Vには危険なドリブラーが多く揃い、実際に彼らの効果的なそれはゲームの中で大きな脅威となるからだ。最も警戒すべきであった河野広貴は出場停止で欠場となるが、平本一樹、飯尾一慶、菊岡拓朗らが健在だけに、やはりこの一戦でもドリブルへの注意は最大限に求められるのではないだろうか。
そこでそれへの対処を考えると、選手たちのいい距離感によるチームのコンパクトさが絶対不可欠な要素となろう。それを90分徹底して維持することが何より必要な部分と思われる。
事実、過去徳島がこのカードで敗れた戦いを思い返すと昨季・第27節(0-4で完敗)が真っ先に浮かんで来るが、その時の徳島は明らかにコンパクトさを欠いていた。そのためボールホルダーに空いたスペースへとドリブルで入られ、そこから次々ゴールを割られたのである。それに対し、完璧とはいかずともその部分をコントロールした今季1度目の対戦時は、そうした形からのピンチがかなり減少。簡単にスペースを与えないこと、ドリブルを仕掛けられても1人目がファーストアプローチを行い2人目がボール奪取を狙うことにより、ある程度守りには安定が感じられた。となれば、やはりその実績から考えても、チーム全体のコンパクトさは必要なものと言い切っていい。
逆に東京Vとすれば、徳島の最終ライン前にスペースを見付け出し、そこを突くことが最大の狙いとなるであろう。前節の愛媛が見せたように、そのスペースを引っ掻き回すことで徳島のバランスを崩し、ゲームの主導権を握っていきたいところだ。「攻撃での無駄走りが足りない。もっともっと走らなきゃダメですね」と平本は前節を戦い終えた後話していたようだが、攻撃陣が運動量を上げて激しく活動することでスペースを生み出し、仕掛けのドリブルを含めてそこを攻略していけたならアウェイでの勝点3獲得も見えてくる。
6位の徳島と7位の東京V。どちらにとってもこの一戦は、上位への踏みとどまりを懸けた戦い。それだけに両者がヒートアップした激戦を展開するであろうことは今から想像がつく。
果たしてこのサバイバルマッチを制するのはどちらか!?
以上
2010.09.22 Reported by 松下英樹
J’s GOALニュース
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