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【J2:第25節 徳島 vs 栃木】プレビュー:得点力の高まっている徳島の攻撃か、蘇えりつつある栃木の堅守か。上位へ食らいついていくためのサバイバルマッチ、その勝負の行方は果たして!?(10.09.12)

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9月12日(日)J2 第25節 徳島 vs 栃木(19:00KICK OFF/鳴門大塚チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch184 後06:50〜
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ようやく真夏の暑さが過ぎ去った感のある徳島地方。夕暮れになると心地よい秋風も味わえ、季節の移り変わりが感じられると言えよう。そんな中、天皇杯に引き続き今週はリーグ再開のホームゲーム。そして徳島は難敵・栃木を迎える。

最近のリーグ3試合で勝点7を積み上げ(2勝1分)、先週末(9/5)に行われた天皇杯2回戦でも勝利と、結果だけを取り上げれば現在の徳島は着実に巻き返しへの歩みを進めているように思える。しかし、戦いの中身に目を向けたなら、そうと言い切れないのが現実だ。美濃部直彦監督も「中断明けの戦績は決して悪くないが、すっきりしないのは内容が悪いから」とハッキリ口にしていたが、今ピッチ上で展開している戦いは明らかに目指すイメージから少し遠いもの。それだけに、結果こそ出ているものの、チームとしては悩み苦しんでいるというのが徳島の実状と言えよう。

ただ、それでも攻撃面については明るい光が差し込んでいると言っていい。チームは前々節、前節と2戦続けて4ゴールを記録したが、厳しいJ2のゲームにおいてやはりそれは容易に出来ることでない。しかも前節・草津戦の2点目と4点目が強く感じさせたように、攻めにおいては選手間の狙いが非常に上手く共有されている。その時、パスを出した倉貫一毅(2点目)、濱田武(4点目)と、いずれもを決めた津田知宏は「ボールを奪った直後こそチャンス」という意識で完璧に結ばれていた。
さらに加えて言うなら、津田が3戦連発、ドゥグラスが2戦連発と、FWの選手たちのコンディションが一気に上がって来たのは徳島にとって歓迎すべき材料だ。また佐藤晃大も相変わらず好調を維持していることから考えると、いずれにしても徳島は得点力の高まっている攻撃を全面に押し出すことで今節もゲームを握りたいところだろう。

逆に対する栃木としては蘇えりつつある自らのストロングポイント、強固な守備をもってこのアウェイゲームを戦いたいはずである。
栃木は今季前半戦で目を見張る躍進を見せたが、それを支えたベースは何といっても固い守り。10節からの6戦連続無失点という素晴らしい成果が何より証明しているように、大久保裕樹が束ねる最終ラインから前線までが一丸となって粘り強さを見せるそれにより彼らがリーグを驚かせたのは間違いない。そして6月以降ややバランスを崩していたその守備にもようやく改善の兆しが見えてきた。前節こそ熊本にこじ開けられたもののそれ以前の2戦では久々の連続完封。だからこそ、良さを取り戻してきている堅守で勝機をうかがい、前回対戦でも徳島に致命傷を与えたリカルド・ロボの一発を引き出すというのが今節のプランとなるのではないだろうか。

冒頭で述べたように過酷な暑さはひとまず過ぎ去った。それ故、選手たちにとってナイトゲームのピッチ上はかなりプレーしやすい環境となったに違いない。だが、夏場の激しい消耗戦により蓄積された疲労は両者決して小さくないだけに、それを乗り越えハードワークを徹底した方に勝利の女神はきっと微笑みをくれることだろう。
上位へ食らいつくためのサバイバルマッチとなるこの一戦。最後に笑うのはホーム徳島か、それとも栃木か!?目の離せない激戦になるのは必至だ。

以上

2010.09.11 Reported by 松下英樹
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