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【J1:第22節 京都 vs 神戸】京都側プレビュー:目指せ、秋田豊監督J初勝利!勝負強さを持つ神戸を跳ね返す気迫で勝点3をもぎ取れ!(10.09.10)

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9月11日(土)J1 第22節 京都 vs 神戸(18:00KICK OFF/西京極チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch183 後05:50〜
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神戸側プレビュー関西Jバトル2010特集

関西Jバトル・西京極ラウンド2試合目は神戸との激突!熱い闘いに大いに期待したい。

京都は、今週木曜日、秋田豊監督指揮下では初となるホームゲーム前の非公開を決行。
練習を見せない。それが逆に、このゲームの重要性を強調、又、ここまでの悪い流れを変えようという意思にも観えてくる。ここが勝負どころだ、そんな気持ちなのではないか。
神戸戦へ、一日だけの無言が醸し出す気迫。それが、天皇杯二回戦の試合後に口にした「自信を失くしている今のチーム状況」を逆に挑戦者魂に換えてくれるのでは、そんな気持ちにもさせてくれる。

京都はもう十分土台を築いている。そう感じさせくれたのは、まず、第18節のC大阪戦。力で押し切られた試合ではあったが、前半、C大阪を完璧に抑え、後半、C大阪の高い位置からのプレスをかいくぐり展開する成長ぶりを見せてくれた。横浜FM戦、名古屋戦では、守備ブロックから切り替えて高い位置でのプレスを敢行、相手を追い込む強さが出てきた。そして天皇杯二回戦では前半途中から、ボランチがプレスを高くする臨機応変さを披露した。きちんと積み重ねがあるのだ。
だから、京都は、ここから巻き返すだけの土台は十分あると思っている。後は、前線、中盤、最終ラインの一体感を持続させること、そして、自信だろう。
非公開練習で何が行われたかよりも、これまでと違うことを行ったメッセージ性をまずは汲み取りたい。考え方一つ換えるだけで観えてくる世界が変わることもある。今節、自信を取り戻した選手の躍動に期待したい。

対戦相手の神戸。大久保嘉人が長期離脱し戦力ダウンは否めず、また、20節で負傷交代したエジミウソンの復帰も気になるところ。前線では、スピードのあるイ ジェミン、そして、視野が広く足元の技術があるボッティと油断の出来ない相手が揃う。そして中盤サイドのポポ。現在7得点と結果を残している。
神戸との対戦を振り返ると、大久保の在、不在で大きく変わる。不在時の失点では大体が「隙をつかれた」という印象になる。「シュートを打たせてしまった」とか、「一瞬、マークを外されてしまった」とか。実際、開幕戦では、前にディフェンスがいたにも関わらずシュートを打たれ、しかもそれが素晴らしいシュートで、先制点を献上してしまった。
だが、これが神戸の特徴でもある様に思う。大久保が欠けると、やはり攻撃に連動性を欠く、ということだ。流れる様な攻撃というと、サイドバックの攻撃参加やロングボールのこぼれをつないでという感じで、味方がスペースに走り込んで相手を崩して、というシーンが少ないという印象。
だが、逆にこれが、神戸の局面の強さを引き出している様にも感じさせる。1対1で負けない、強引にシュートに持って行く、こぼれ球を常に狙う。こうしたサッカーの原点での強さが強調されていくのだ。結局、これが「隙を突かれた」の正体ではないだろうか。
今節も大久保は欠場。となると、この局面での勝負がクローズアップされるだろう。守備では、当然1対1の強さとシュートを打たせない意識。攻撃では、相手をいなす判断の早さ。これは、京都が構築してきた秋田サッカーでもある。やることは変わらない。判断を早くする、集中を切らさない、ということになるはずだ。

京都は今節、安藤淳が出場停止。チエゴ、中山博貴、加藤弘堅と選手は揃っているが、この局面勝負で遅れをとると流れを持って行かれるので注意が必要だろう。
ボランチの守備ではもう一つ、前線との連動も重要ではないか。前線とボランチでできるエリアからボールを排除する様な守備が必要の様な感じを受ける。相手ボランチ、例えば、エジミウソンがゲームをコントロールするなら、京都としては、そこから一つ下の北本久仁衛、河本裕之がゲームコントロールしなければならない状況を作った方が良いのではということ。前線を守備に絡ませるのは、ボランチがやみくもに当たりにいけばバイタルが空き、ボッティにそのスペースを使われるのでは、という判断から。
相手ボランチがゲームコントロール出来ずにディフェンスまでボールを下げる状況を、京都は前線とボランチで作ってしまう。そこから、前線がディフェンスのボールを奪いに行くのか、逆に、相手ディフェンスからの展開を狙うのか、判断を明確にする。こうした守備の考え方も、一つとして思い浮かぶ。
前半の失点は避け、後半勝負、これまでの戦いを観るとそんな予想が立つが、果たしてどうか。

神戸戦へと挑む京都の選手。どれだけ気持ちを入れ替え、気合を注入し、勝負どころの今節に臨むのか、期待は高まっていく。欲するは勝点3のみ!
サポーターの皆さん!秋田豊監督のJ初勝利へ。是非、西京極で後押しをお願いしますっ。

以上

2010.09.10 Reported by 武田賢宗
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