9月5日（日） 第90回天皇杯2回戦
富山 1 - 2 横浜FC　（18:00／富山／2,593人）
得点者：7' カイオ（横浜FC）、38' 難波 宏明（横浜FC）、88' 平野 甲斐（富山）
チケット情報 ｜天皇杯特集
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「前回の富山との対戦では守備を固められてまんまとカウンターで失点し、情けない試合をしてしまった。何カ月か経って我々のチームに大きな成長を感じる。前回の二の舞を踏まないようにみんなが集中してプレーした。ただ、失点に関しては、最終ラインからのありえないパスミスが原因で、相手に可能性を与えてしまった。そういう余計なことをしてしまったのが未熟さ。３点目を取ることができなかったのは不満だが、一発勝負で次に進むという最低条件はクリアできた。みんながすべきことをし、ＦＷの２人も得点した。チーム全体で勝ち得た勝利だと思うし、たくさん来ていただいたサポーターのみなさんにも気持ち良く帰ってもらえると思う。みんなが頑張った結果だ」

Ｑ：交代はポジションチェンジを伴うものだったが狙いは？
「最初の２人（八角、高地選手）はけがによる交代。最後に最終ラインが深くなったのが気になったが、代わりに入った選手は自分の力を出そうとしていた。違うポジションを埋めた選手も『すきがあれば』と狙う姿勢をみせてくれたと思う」

Ｑ：前半の早い段階で得点できたが、どんな指示があったのか？
「早い時間に取ったらいけないとか、終了間際に点を取れとか指示する監督はいないと思う。チームに対して言っていることは『リアクションサッカーはしない』ということ。だから最初からアクションを起こす。それが選手の成長にも、チームの進歩にもつながる。だから、うちは引いて守ることはしないし、最初からプレッシャーをかける。そうやってこれからもやっていきたいし、だからこそ５連敗、４連敗から立ち直ることができたと思っている。だから最初から最後まで緩めることなく得点を狙う。
ただ90分をずっと攻めることができるわけではない。悪い時間にはポジショニングが大事になるとは言っていた」

Ｑ：リーグ戦の休みがあり２週間ぶりの試合だったが、その間にどんなトレーニングをしたのか？
「（２週間前の）愛媛戦は引いて守られて得点することができなかった。攻めたのは我々だが、愛媛が０−０でＯＫという戦い方をしてきた。おそらく富山も、次に進むために点を許さない戦いをしてくると思った。ブロックを作って守ってくる相手を崩して点を取るための練習を２週間やってきた。練習内容については、この場で話すことではないと思うので控えるが、それを徹底してやってきた」

Ｑ：今日の試合にその成果はでたのか？
「富山も守備は固く、失点は多くても守る時には11人で徹底して守るチーム。それをこじ開けることができた。練習の成果かどうかはわからないが…。本当は３点目、４点目といきたかったが、世の中そんなに甘くはなかった」

Ｑ：３回戦では川崎Ｆと対戦する。天皇杯をどう位置付けて戦うのか？
「すごく楽しみ。我々のチームが今、Ｊ１のチームと対等にやってどれだけできるのか。我々はいずれＪ１に上がるので、その時に足りないものなどいろいろと見えてくると思う。そして、勝ちたい。横浜FCには昨年、一昨年と勝ちに飢えているサポーターが多い。同じ神奈川県のチームでもあり、ファイトしてくれると思う。それに応えたい」

以上