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【第90回天皇杯2回戦 富山 vs 横浜FC】楚輪 博監督(富山)記者会見コメント(10.09.05)

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9月5日(日) 第90回天皇杯2回戦
富山 1 - 2 横浜FC (18:00/富山/2,593人)
得点者:7' カイオ(横浜FC)、38' 難波 宏明(横浜FC)、88' 平野 甲斐(富山)
チケット情報天皇杯特集
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●楚輪 博監督(富山):
「前半0−2になったハンディは大きかった。0−0でもPK戦で勝負できるのでディフェンスへの意識を高くしていた。にもかかわらず前半で2失点した。前半残り10分ぐらいからは前からボールを奪いにいった。後半も前からいって、選手の意気込みも感じたが、1点取り返すのが遅かった。シュートチャンスがなかったわけではないので決めるべきところで得点できていればもっと面白くなったと思う」

Q:ハーフタイムの指示は?
「負けたら終わりの試合なので、前がかりに点を取りにいこうとした。守りでは数的優位が原則だが、同数になっても前からファーストアプローチにいって、どんどん連動しようとした。結果的にリスクを負っても後半は無失点だった。ファイティングスピリットを感じた。点が入らなかった」

Q:チャンスで決め切れなかった理由は?
「相手がいることなので断言はできない。シュートを打つか、パスを回すかは個々の状況判断。そこが足りなかったのか、相手のファイティングスピリットに押されたのか…。そこは局面での駆け引きであり、ゴール感覚が必要。そういう面では得点した平野は彼のいいところを出して結果を残した。自信になっていると思う。抜けた特長があるからこそカターレに呼んだわけで、開花させてほしい」

Q:ツートップをスピードタイプの石田、木本にした狙いは?
「本来もう1人は黒部のところだが、前節に怪我をしたので今回は使いたくなかった。傷口が開くと長引くことになるので。そこで、2人のスピードを生かして相手の裏を突こうとした。前半は特にハーフラインぐらいまで引いて守って、相手を上げさせて裏に走り出そうとした。木本もヒデ(石田)もチャンスを何回も作っていた。プランとしては良かったが失点した。チームにとって新しい引き出しができたと思う。

Q:後半途中に黒部と渡辺を入れた狙いは?
「パスを回してサイド、サイドと攻めてもどこかで失う。ゴール前に黒部という目標を入れることで、みんながそこを見てくれると考えた。前からボールを奪いにいっていたので、渡辺にはディフェンス力と運動量を期待した。パッサーの上園という選択肢もあったが、フィジカルが強くて前から追い掛けることができる渡辺を入れた。甲斐(平野)には点を取るところを求めた」

Q:朝日選手の負傷交代によって計画が変わったようだが?
「朝日は相手のひざが胸のあたりに入ったようだ。当初は平野をボランチの選手と代えてワンボランチにし、より攻撃的にするつもりだった。ワイドの朝日に代えて平野をFWに入れて木本を2列目に置き換えた」

以上
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