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ルヴァン 準々決勝 第1戦
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【ヤマザキナビスコカップ F東京 vs 清水】プレビュー:昨季準決勝同一カード、F東京×清水は堅実なゲーム運びが鍵握る(10.08.31)

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9月1日(水)ヤマザキナビスコカップ F東京 vs 清水(19:00KICK OFF/味スタ
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ヤマザキナビスコカップ準々決勝が始まる。F東京は、清水と第1戦を戦う。両クラブは昨シーズン、準決勝で対戦。F東京が決勝に進出し、5年ぶり2度目の優勝を果たしている。今シーズンは準々決勝で、その再戦が実現した。

「ホームゲームなので、勝つにこしたことはないが、まずは点差を広げられないようにしたい。リスクを冒して点を取りに良くわけにはいかない」(城福浩監督)

準々決勝からホーム&アウェイ方式となる。2戦合計というレギュレーションでは、ゲームを崩さない力が勝敗を大きく左右するはずだ。F東京は今シーズン、リーグ戦で低迷が続いている。開幕戦以来、ホームゲームでは勝利から遠ざかり、リーグ再開後は1勝4分4敗と極度の不振に陥っている。特にここ数試合は、「リーグ最少失点チーム」を目指していた、守備が崩れてしまう試合も目立っていた。
決勝トーナメントを勝ち抜くためにも、守備の立て直しは急務だった。28日に行われたJ1リーグ戦第21節神戸戦ではゲーム序盤から高い守備意識でゲームに臨み、0−0の引き分けに持ち込んだ。攻撃には、課題を残したものの、低迷するチームには明るい話題となった。

清水は、今シーズンから4−3−3を採用し、より攻撃に比重を置くようになった。リーグトップの42得点を叩き出している攻撃力は脅威だ。だが、前線に多くの人数をかける攻撃は、脆さも生まれやすい。チーム全体の帰陣の意識が高く、また中盤の底に入る選手が上手く相手のカウンター攻撃の芽を摘むことでカバーしている。それが、リーグでも上位をキープしている最大の要因だろう。

F東京としては、慎重なゲーム運びが要求されるゲームとなる。清水は、藤本淳吾、小野伸二、兵働昭弘ら、高精度のキッカーが揃っている。「毎回、リスタートも工夫している」と、城福監督。0−0でゲームを推移させていても、一発の怖さがある。常に細心の注意を払うことも欠かせない。
「相手に引かれた後は、マイボールの時間を長くしてサイドチェンジを有効に使いたい。そうすれば、どこかに必ず穴が空くはず」(大竹洋平/F東京)。
昨季準決勝は第1戦を2−2で引き分け、第2戦はF東京が1−0で制した。ただ、第1戦は、清水が退場者を出しながらも2−2に追いつく粘りを見せるなど、2戦ともに決して楽なゲームではなかった。じっくりと好機をうかがい、確実に決定機をものにしたチームが大きな一勝を手にするはずだ。

F東京が、雪辱を誓う清水を退けることができるか。試合は、明日19時、味の素スタジアムでキックオフする。

以上

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2010.08.31 Reported by 馬場康平
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