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【J1:第21節 C大阪 vs 大宮】プレビュー:2位へ躍り出たC大阪、今季唯一2敗している大宮を金鳥スタに迎え撃つ(10.08.27)

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8月28日(土)J1 第21節 C大阪 vs 大宮(18:00KICK OFF/金鳥スタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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前節アウェイにて乾貴士のゴールで1-0と勝利し、王者・鹿島に対して2戦2勝のダブルを達成したC大阪。8月は1分けの後、3連勝中と負けなしで、タイトなスケジュールが続くW杯中断明けのJ1リーグ戦でも好調を維持している。そして、現在の順位は今季最高の2位。4年ぶりのJ1復帰を果たしたシーズンながら、いきなり優勝争いに絡むところまで躍り出た。ここからは、その実力が、本物かどうか試される戦いとなる。そこで今節、新ホームのキンチョウスタジアムに迎え撃つのは、13位の大宮。今季、唯一公式戦で2敗している相手との一戦に臨む。

C大阪と大宮は、2010年J1開幕戦で顔を合わせた。そのときは、C大阪が0-3で完敗。J2を戦った昨シーズンの主力が香川真司(現ドルトムント/ドイツ)、乾、マルチネス、羽田憲司の4選手のみで、茂庭照幸、上本大海ら移籍加入した選手が大半を占めるメンバーで敵地のNACK5スタジアム大宮に乗り込んだC大阪だが、「(塚本)泰史のために」と、右大腿骨骨肉腫という病でピッチを離れざるを得ない仲間への特別な想いで結束した大宮の気迫の前に、何もさせてもらえず。大宮FWラファエルらにいいようにプレーされ、早々にJ1の洗礼を浴びた。

2度目の対戦はヤマザキナビスコカップ予選リーグ。そのときも大宮のホームゲームとなったが、終了間際のCKからの失点で、C大阪は1-2と惜敗。ただし、当時はベスト8進出へ可能性を残していた大宮に対して、C大阪はすでに予選敗退が決定。かつ、香川が海外移籍決定とW杯日本代表サポートメンバー入りのためにチームを離れ、アドリアーノ、清武弘嗣(以上、ケガのため)、キム ジンヒョン(出場停止)といった主力も欠場。そのため、「選手を見極める場ということが強くあった」とレヴィー クルピ監督も振り返るように、丸橋祐介、山口螢、黒木聖仁ら若手を試すなど、C大阪はチームの再構築の真っ只中という状況でもあった。

そして、この3度目の対戦。C大阪はほぼベストメンバーで、チーム状況も上り調子のなかで、大宮に挑む。「次こそは絶対に勝たなければいけない。そのためにも最高の集中力を持って臨みたい」とレヴィー クルピ監督。そこには2位という順位でのおごりはまったくない。右サイドで安定したプレーを見せるDF高橋大輔も「絶対に負けられない。こういう順位にいるし、開幕の借りがある。しっかり戦って勝点3を取りたい」と言うなど、選手たちにも気合がみなぎっている。

また、ヤマザキナビスコカップの大宮戦では、丸橋が公式戦初得点を決め、プロでの自信を深めた。いまや左サイドバックに定着した19歳は、「絶対に勝ちたい。いつも通りのサッカーができれば、勝てる自信はある」と述べるなど、強気な一面も覗かせる。また、大宮戦2試合ともに出場したGK松井謙弥も、ヤマザキナビスコカップ大宮戦では再三好プレーを披露。負けたときには珍しく悔しさを露わにするシーンもあったほどだったが、それでも、「チームが負けたのはよくなかったが、自分としてはある程度やれた分、あの辺から自信を持って臨めるようになった」と、あの一戦がターニングポイントとなり、キム負傷後の8月の4試合で安定したパフォーマンスを披露中。開幕戦のときのような面影は、もうない。C大阪では、乾や家長昭博、大宮戦初出場となる清武らの活躍も楽しみだが、この丸橋、松井の2選手にも注目したい。

一方の大宮は、前節こそ仙台に完敗してしまったが、第15節横浜FM戦から第19節広島戦まで3勝2分と、こちらも好調。一時は17位まで落としていた順位も、13位まで盛り返してきた。また、チームには元韓国代表の李天秀や李浩といった新戦力も加わり、早速この2選手は先発でプレー。特に李天秀は相手の脅威となっていて、C大阪DF茂庭も「18歳くらいのときから知っている選手。同い年(1981年生まれ)なので負けたくない」とライバル心むきだしだ。さらに李天秀のほかにも、C大阪戦2試合2得点の石原直樹や、同じくC大阪戦でゴールを決めた村上和弘、茂庭とF東京時代に同僚だった鈴木規郎といった強烈なミドルシュートが打てるレフティらの活躍も見どころのひとつだろう。

果たして、C大阪が新ホーム金鳥スタ2連勝、チーム4連勝を桜色のサポーターとともに喜びあうのか。それとも、大宮がC大阪戦トリプル(3連勝)を成し遂げるのか。どちらにしても、8月最後の試合は今後のためにも絶対に負けられない。勝利へのキーワードは、この対戦での過去2試合で露わになった「攻めきる」姿勢。タイムアップの笛が鳴るまで、ピッチからは目が離せない。

以上

2010.08.27 Reported by 前田敏勝
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