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【J1:第20節 大宮 vs 仙台】プレビュー:今季2度目の連勝なるか?好調大宮が迎え撃つは苦手仙台。(10.08.22)

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8月22日(日)J1 第20節 大宮 vs 仙台(18:00KICK OFF/NACKチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch182 後05:50〜
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なんだか、最近の大宮は好調だ。第15節の横浜FM戦以来5戦負けなし。3連勝こそならなかったものの、一度引き分けを挟んで前節も広島に勝利し、この5戦で勝点を11も得ている。今季序盤から苦しみ続けた大宮が、内容、結果共に少しずつ上向いている。だが今節迎えるのは、今季すでに2敗を喫している仙台。リーグ戦の第2節では3点、ナビスコ杯では4点と大量失点をしてしまっている、気になる相手なのだ。だが、その仙台も大宮戦のあと鹿島に対し勝利したのみでその後実に14戦も勝利から見放されている。ここは大宮にとって苦手を払拭する絶好のチャンスなのだ。

好調とはいえ、チーム全体に厳しい空気が漂っているのが頼もしい。まだまだシーズン終盤でないこともあって「残留圏内で安心」というような雰囲気がない。昨年までの大宮であれば、どことなく緩んだ空気がうっすら漂っていたような気がするのは否定できない。変化の理由をさがすとすれば、新加入選手や若手が多く起用されていることから「過去は過去、今は今」であると認識されていることだろうか。途中加入し、第13節から連続出場していた(前節は控え)の鈴木規郎は「たしかに過去は苦しんでいたみたいだけど、僕はこのタイミングで入って練習して、メンバーの実力からみてもやっているサッカーの内容としても妥当な結果だと思っている」とこの8月を特別視していない。「むしろ目標までまだまだ」と付け加えるほどだ。
指揮官にしたってそう。「手ごたえはどう?」「チームは成熟してきた?」という類のチームの成長について問う質問に対しては「いや、まだまだです」と否定的なこたえが返ってくる。「結果がついてくること、自信を持つことはいいことだが、もっと内容を向上させていかないと厳しい時期がくる」と先を見据えたこたえが返ってくる。

また、その鈴木淳監督が選手の好不調を見極めつつ流動的にメンバー起用していくところも空気が緩まない要因のひとつだろう。前節でいえば不動の右サイドバックとなりつつあった渡部大輔が先発から外れ杉山新が起用された。連戦だということが理由にあったとしても、周囲を驚かせるだけのメンバー変更であった。今節も、前々日の時点でラファエルは別メニュー調整。村上和弘も右足首をがっちり固定した状態で部分合流。「ギリギリまでメンバーは考える」と指揮官は話しており、その言葉通り直前の決定となるのだろう。村上の左サイドバックは、鈴木規も渡部もつとめることが可能。前節杉山が右サイドバックに入っていることを考えればどちらもあり得るだろう。2トップもラファエル次第で李天秀と組む相手が変わりそう。石原直樹も市川雅彦もどちらもあり得る状況だけに、当日ふたをあけてのお楽しみとなりそうだ。

一方の仙台は苦しみのさなか。前節の浦和戦では、自分たちのサッカーを展開できたことに自信を持ったと手倉森誠監督は話した。確かに自分たちのペースで守ってワンチャンスをものにした。だが。その後、カウンターではあるが浦和に一点をかえされ勝ちきれないあたりに苦しさが見受けられる。鈴木淳監督は「基本的には堅守速攻のチーム。梁勇基とフェルナンジーニョ、そしてセットプレーに注意したい」とみている。

前節終了後、主将藤本主税が口にした言葉が印象的だ。「次に勝って初めて喜べると思う。この流れは絶対に止めてはいけない」この好調を単なる好調で終わらせたくない。そんな強い思いがひしひしと伝わってくる。単なる好調ではなく、残留争いの常連から脱するターニングポイントとなるか、重要な一戦となる。

以上
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